6年に一度の診療報酬と介護報酬のダブル改訂は来春2012年にあります。


今回は、政策仕訳けや東日本大震災の復興財源確保、政府の社会保障・税一体改革の関係で、手当する財源がない=限られた財政の中(プラス改訂は厳しそう!)で配分をどうするかという、重点政策とそうでないものとを見極めてメリハリをつけていくイメ-ジとなるようです。


そのため、2025(平成37)年に向けて段階を追って報酬改訂をおこなうことになりそうです。その中でも、入院の機能と連携、在宅医療の充実をより実のあるものにするため各種の連携加算を医療も介護もつけていくようです。


具体的には


入院時からケアマネ-ジャ-等が参加するカンファレンスをおこない、スム-ズな退院→在宅医療につなげていく


90日を越える入院のあり方を入院機能に応じた報酬体系の整理(医療区分導入?)をおこなう


看取りを含めて在宅医療を行う医療機関の機能ぶ応じた評価をおこなう(看取りをしない「在宅支援」はありえない)


等です。



介護報酬改訂案は年内に諮問・答申の予定です。ここで主な単位表が出される予定ですので引き続き注目です。