以前、父が亡くなった時の話を書きましたが、今回はそのこぼれネタ。
葬儀をむかえる前に、色々な決め事があるのだが、
私と母と兄、他に伯父と叔母が同席する中、
打ち合わせを業者と進めた時のお話。
葬儀社は、厳かにお悔やみを述べつつも、
どさくさにまぎれて、ごくさり気なく、
そして確実に営業しかけてくる(笑)。![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
斎場の飾りから霊柩車等、どうやら全てのサービスにおいて、
グレードを3パターンから選べるシステムらしく、
「標準はこれですが、
やはり故人様の最後のはなむけにはこちらが・・・・」と、
感情に訴えかける言葉で、常に良いものを勧めてくる![]()
![]()
もちろん仕事なので、これらは当然の行為なのだが、
うっかり聞き逃すと、言われるがままに決めてしまいそうになるものだ(笑)。![]()
だがしかし、
そんな場面でも、私・母・叔母の女性陣は、
かなりシビアで現実的だった![]()
「棺桶は、どうせすぐ燃やすから普通ので!」
「骨壷は、お墓に保存するから真ん中で!」
「霊柩車は、分からないんだから普通ので!(ちなみに色別、形別のランク)」
「衣装は、本人のスーツを持ち込むからけっこうです!」
「香典返しは、お礼の気持ちだから高いので!」
と、葬儀社のお勧めご案内をことごとく遮り、
完全にこちらの主張を言い放っていった![]()
特に叔母は、直前まで超ド派手におんおん泣いていたのに、
(しかも自分が支払いするわけでもないのに(笑))
母や私よりしっかり指示しまくって、なんとも逞しかった。![]()
![]()
それを聞いていた男性陣は、終始苦笑い。![]()
もしかしたら、その辺りで彷徨って聞いていたかもしれないであろう父も、
「あ!安い方へ決めやがったな!」![]()
![]()
![]()
と思ったかもしれない(笑)。
だが、男性陣がどう感じようが、
たとえ葬儀社にケチと思われようが、
女性陣全員一致で必要ないと感じたんだもの
、
ええ
仕方ないです![]()
自分が死んだら・・・と想像した時、
大事なお金は、虚栄や体裁より、実生活に役立ててほしいなと思い、
男性陣も交えて皆で話し合っても、この意見は全員一致した。
やっぱり一番の供養
は、
一生懸命生きて、故人へ心配をかけない事
の結論に至ったが、
なんだかんだ言いつつも、私達が父を偲んでいる気持ちは、
本人にはしっかり伝わっているだろうと思う。
葬儀社の方々も、私達の会話を聞きながら苦笑いされていた。
売上にご協力はできず申し訳なかったが、
感情に流されては、決め事なんてズルズルと仕切られてしまうばかりだ。
とは言え、面倒な手続きの大半をしていただいて、
気持ちも落ち着かない慌ただしい中、
葬儀社の方々には本当にお世話になった。![]()
余談だが、こうした仕事の営業の方は、なんだか大変だろうなと思う。
サービス内容をランク別に用意して提供するのは、
何もこの業界に限っての事ではない。
家を建てる時だって、化粧品を買う時だって、髪を染める時だって、
標準仕様を基本に、いくつかのランクが用意されているのが常であるが、
人情として、楽しみな決め事に対しては、
多少営業の匂いを感じても、適当にサラリと流せてしまうけれど、
不幸事が関わっていると、必要以上に嫌悪を感じる場合も少なくない。
現に、香典やら精進料理やらのセールスの電話
が、
どこかで調べられてジャンジャカ鳴りまくった
時には、
事情を分かっているとはいえ、若干げんなりしたのも事実だ。
神経逆なでしない営業するのって、特に難しい業界だよな~と思う。
・・・と、脱線したけれど、
他に気付いたというか不思議だったと言えば、
葬儀に使用したお花は、頂いた分も含めて全て自宅へ持ち帰ったのだが、
ほとんどのお花が、二か月近くは、
全く綺麗な状態のまま姿を保っていた。![]()
おかげで仏壇の周りは、とても華やか
だったのだが、
一体どんな細工が施してあったのか・・・。
冬場だったとはいえ、とても有難かった。
プロの裏技があるなら、教えていただきたいほどだ![]()
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
面白かった話としては、三途の川の渡り賃が決めてあったり、
それとは別にお小遣いと称して、千円
持たせる様に指示があったところ(笑)。![]()
「故人様が、何か困った時の為に・・・」と
葬儀社が神妙な顔つきで説明した時は、
「えっっっ???」と思わず突っ込みを入れた。
![]()
![]()
![]()
昔からそういう仕来たりなんだろうけど、
死んでもなお、俗世っぽい発想に笑ってしまったのである(笑)。
好きだった物や、遺族の髪や爪を持たせるのは、
なんとなく情緒的な発想で分かるけど、
困った時のお小遣い千円
って![]()
![]()
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
私の家は仏教なので、
巷でよく見かける様な葬儀の流れだったのだが、
参列してくれた従姉妹の嫁ぎ先は、神式なのだと言う。
「久しぶりにお坊さんを見た~」の従姉妹の言葉が、とても印象的だった。
私も以前、一度だけ神式に参加した事はあるが、
突然笛の音色が聞こえたりして、
仏教には無い空気感が、とても新鮮だった記憶がある。
また、当日、隣の会場で行われていたもう一つの葬儀は、
故人がある宗教団体に参加していたらしく、
締め切った会場から、その団体の歌が聞こえてきた。
葬儀一つを取っても、習慣やら流派やらで、色々と違う様で興味深い。

な時は、周囲もどん引きする程仲良しっぷりをアピールしていたが(笑)、

