今日は息子の9歳の誕生日でした。
生まれたのは深夜。予定日より1週間くらい過ぎた、深夜に生まれてきたのを覚えてます。
体重は4,060グラム。分娩室で、その大きさに歓声があがりました。

初めての子供。知らない土地で、初めての子育て。

産まれてから1年経たずに最初の発作。年末年始の休み中。
初めての子供との年明けは病室。二人で紅白鑑賞。
見えない未来に不安しか無かった年末。

そして、年明け。

てんかんが、まだ"疑惑"の中、2回目の発作。
あるはずが無いと思っていた2回目の発作に激しい動揺。

てんかんの診断が下り、入退院を繰り返し、2歳の時に静岡で下った、ドラべの診断。

ドラべの診断が出た時は、ある意味、さすがに覚悟をしていたのもあったのか、想定内だったので、すんなりと?受け入れることが出来た。

そして、そこから目立つ発達の遅れ。

ドラべであることよりも、目の前にいる息子の成長の遅れに戸惑いと不安。

全てを受け入れらていると思っていた自分の中に都度生まれる様々な葛藤。
 

ただ、自分も含めて息子も、周りの人々に支えられた。
私も知らない土地でしたが、上司の気配り、同僚のフォロー、病院に通うのにも自分のやりたい様にやらせてもらいました。
息子も学校の先生やお友達、とても良い環境で育つことが出来たと思います。感謝しかありません。

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息子との日々は自分を見つめる日々でもありました。

自分の人生を恨み、息子に申し訳ない気持ちも抱いたり、正直、憎しみに近い思いを抱いたりもしたけども、、、こんな人生も悪くない。人間だもの、息子と切磋琢磨し、息子のおかげで自分も成長出来た気がします。

産まれる前に描いてた姿や生活と随分と違うけども、これはこれであり。息子との日々は、自分にとっては、もう普通の日常。他の日常なんてないんです。

答えは一つじゃない。

これからも楽しく生きていきたいものです。


あ、そういえば、昨年夏にメンバーが一人追加になりました。女の子です。家族5人、今後とも、宜しくお願いします。