人工肛門閉鎖術後(4ヶ月)の近況

 寒の戻りもなく、ようやく日々春めいてきました。桜の開花まで、まぁちっとです。

 一回に出る量が増えて、回数が少ない日が少ーしずつ増えてきました。

 週末、おむつからLLショーツに挑戦中です。ゴワゴワしなくて楽です。

 

 潰瘍性大腸炎は、カログラを止めてから1ヶ月たちますが、リアルダだけで注腸も止めて落ち着いています。

 カロプロテクチンの値も正常値を少し上回る程度です。

 

海外技術協力体験記 Ⅶ –健康管理旅行1-

 

JICA職員は年に一度健康管理旅行が許されていて、帰国は出来ませんが海外に出かけることができます。私たちもここぞとばかりに清水の舞台から飛び降りた気持ちで大散財してしまいました。

 

人生観が変わる?

 まず長年の夢であったモルディブに向かいました。海岸端で育った私は、子供の頃から海が大好きでテレビに映る、あの白い砂浜とさんご礁が憧れでした。残念ながらスリ・ランカの浜は茶色で、さんご礁と言えるものも身近にはありませんでした。狙ったようにモルディブはスリ・ランカのお隣で、飛行機で1時間ちょっとのところでした。モルディブは8の字のように小島が点在する国で、飛行機からは島を中心に、砂の白から沖のエメラルドグリーンまでグラデーションになっていました。この世に、こんなに美しい所があったのかと感動しきり、まさに私にとっての楽園がありました。最初の滞在地バドゥー・アイランドは空港から高速船で20分のところでして。迎えに来てくれたのは、()()()さんという日本人女性で、チップの渡し方などを教えてくれました。バドゥーは周囲徒歩10分ほどの小さな島でした。ホテルのマスターは坂本さんといって、ウサギを一匹飼っていました。早速シュノーケリングに出かけてみると色とりどりの魚がいっぱい、小さなサメも出現しました。

 

 翌日は体験ダイビングです。インストラクターは太宰さんという、こちらも日本人の若いご夫婦で、浅瀬に “ちょうきちくん”と名づけられた蝶々魚を餌付けしていました。最初家内はちょっぴり怖がっていましたが、私といえばわくわくドキドキが止まりませんでした。つばをゴクッと飲みこんで、耳の空気抜きさえ出来れば何の心配もありません。あの有名なマンタ(オニイトマキエイ)こそ観られませんでしたが、イルカ、イトマキエイ、ミノカサゴなどなど、まさに水族館です。他にも島に住み着いているナポレオンフィッシュ(こぶ鯛の一種)がいて、ゆで卵をあげると丸呑みして、後で殻だけ吐き出します。まさに私にとって生涯忘れることのできないできごとでした。残念ながら実際に潜ったのはその一回だけで、今思うとスリ・ランカでダイビングの免許を取得しておけばよかったと後悔しきりです。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、-健康管理旅行2- の予定です。