【このブログについて】
2021年6月、DVで長年疎遠になっていた父に、認知症の症状が出ていると知らせを受けました。
まともな父娘の関係を築くことができなかった父に対して、今自分に何ができるのか。
日々の記録です。
兄から連絡を受け、
6月の後半に、
ひとまず夫が父の家に様子を見に行ってくれた。
少し遅いけど、
父の日のプレゼントとして
焼酎を買って持っていってくれた。
父は、思ったより元気そうだ、とのこと。
ケアマネさんから聞いていた認知症の症状
(会話がループする等)
もあまり見られず、
年相応な状態なのではないか、と夫から報告を受け
少しホッとしていた。
それから数週間経った
7月13日(火)のこと。
仕事の帰りにふと、
父にご飯でも持っていってあげようかな、
と思った。
翌7月14日(水)、
17時頃仕事の打ち合わせが終わり、
その足で父の家に向かった。
私の仕事中に
夫がお弁当(ちらし寿司)を買っておいてくれた。
父の家に着くと、
ちょうど玄関から父が出てくるところだった。
「どうしたの?どこか行くの?」
と問いかけると、
コンビニに夕ご飯を買いに行くところだという。
夕ご飯をコンビニに買いに行っている、
ということが
すごくショックだった。
さらに、
今にも雨が降りそうな空模様なのに
自転車で行くと言う。
私は、ちらし寿司の入った袋を差し出して、
「今日はこれ買ってきたから、食べて」
と伝えた。
玄関先にちらし寿司を置いたまま
父としばらく立ち話しをした。
「ちゃんと食べてるの?困ってない?」
と聞くと、
父は、
「食べてるけどなぁ。
まぁ、義務的に口に入れてるだけだ。
家族がいれば、残り物なんかもあるんだあろうけどなぁ。
俺の場合はそれはないからな、
侘しいもんだ」
と答えた。
5分ほど話している間に、
父は、私が持っていったちらし寿司のことは
すっかり忘れてしまっていた。
帰る前に、もう一度ちらし寿司のことを伝え、
テーブルの上に置いてきた。
夕食をコンビニ食で済ませている父の侘しい生活を目の当たりにして
複雑な思いで父の家から帰ってきた。
毎日食事を届ける必要があるかなぁ、
と今後のことをぼんやり考えた。