当地方では暫らく雨も降らず晴天が続きそうです。当ブログの主テーマであるミズゴケ自生地の環境を検証して生ミズゴケの自宅栽培にフィードバックするために積極的に自生地に足を運ぶこともご無沙汰していました。

 5月以後、里山近くのミズゴケ自生地に足を運んでいませんでした。と言いますのも蛇、蜂などに出くわすのが怖かったからです。季節が変わり夜間の気温も下がってきました。

 ので今日、朝から気分がよく晴れて気持ちがよかったので近くの里山灌漑用溜池のミズゴケ自生地(地点A)に行くことにしました。

5月時点に対し自生のミズゴケが成長しているかどうか楽しみに訪ねました。

 

 5月に訪ねたミズゴケ自生地を歩く(地点A)はこちら

 

誰かここに来た足跡はありません。時々、イノシシの足跡と土を掘り起こした跡が確認されます。掘り起こしてミミズを食べているようです。少しづつですがミズゴケの自生範囲が増えているようです。

 

 

木の根元でコンモリとした場所ではミズゴケの全長が20cmを超えています。とてもしっとりとした環境です。枯れたミズゴケや過湿で黒くなったミズゴケも見当たりません。全体的に元気よく育ち群落をジワジワと増やしているように見えます。しかし溜池近くの耕作休耕田にはセイタカアワダチソウという外来種が既に進出していますがこのミズゴケ自生地にその種子が飛来して絶滅しないことをただただ祈るだけです。