今年1月28日にブログ投稿しましたミズゴケ自生地の記事ですが、他の地域と区別するために地点Aと定義しました。この地点Aは当ブログを開始するきっかけになった里山溜池湿地帯で唯一ミズゴケ自生地が残っている場所です。1月28日からずいぶん時間が経過し現在の姿を知りたくて里山溜池湿地帯に足を運びました。
今日は曇り日の連日から一変し、よく晴れましたのでミズゴケ自生地の採光量を知るには絶好のチャンスです。この記事を読まれている方もご参考になさって下さい。
↓画像を5枚連続で添付します。それぞれの画像の地点は近接してまして、この一帯を地点Aとしました。A地点の自生地を一つにまとめれば100坪いやそれ以上あるかと思います。1月28日ブログ掲載の画像と1対1で対応していません(地点Aは同じ)
季節が進み緑が深くなってきました。ミズゴケの絨毯ですな~。
モフモフ、モコモコ、フサフサ何とたとえれば・・・(^0^)
【整理します】
①水について・・・画像の黒い部分は渓流から分かれてきた水の流れ道です。落ち葉で埋まっていますが足を入れるとズブズブです。水分は十分あります。
木立の根本など少し高い場所に自生しています。遠くから見ると緑色した島が分散しているかのように見えます。以上から言えることは水は好きですが水に浸かって自生していません。あたかも高い場所に自生している方がきれいな緑色をしています。このような作りをしてみたいものです。
②採光について・・・木立の隙間から直射日光が当たっていますが、木立が揺れることにより柔らかな日差しになるものと思います。採光についてはあまり気にしなくても良いと思いますが、直射は避けて間接光くらいで私は自宅でミズゴケ栽培しています。特に腰水栽培の場合は夏場水温が上昇しミズゴケが煮えてしまう恐れがありますので注意が必要です。
③湿度について・・・この地点は溜池湿地帯ですので池からの蒸発に伴う湿度がありますが明確なことは言えません。私はあまり栽培の上では気にかけていません。自宅栽培でビニールでトロ箱などを周囲を覆い湿度保持効果の実験をしていますが現時点、明確な差異はありません。
失敗しないミズゴケ栽培をめざして今後もミズゴケ自生地に足を運び観察をしていきます。