程大使はまず、1972年の国交正常化から40年間で発展した日中関係について、両国の往来者数や貿易額、友好都市関係などのデータを挙げて紹介。日中関係の発展は「各界有識者の貴重な心血の結晶である」とした。
その一方で、日本政府による尖閣諸島国有化で日中間の交流が全面的に停滞したことを「周知のとおり」と指摘。今後の関係回復、安定的発展に向けて、話し合いを通じた「尖閣国有化」問題の処理、平和発展の維持、日中関係の正しい発展方向の把握、民間交流の強化についての期待を提起した。
最後に、「日中平和友好条約」締結35周年にあたる2013年が「良好関係の安定発展を実現し、前進させる1年になるよう心から望む」と結んだ。(編集担当:柳川俊之)
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