あの、昨日は家族で「東京ドイツ村」という節操もない名前の場所にイルミネーションを観に行ってきましたよ。

まぁ、それは別の話として、あの、そこって結構な田舎にありまして、必然的に田舎道を爆走する事になるんすよね。

ここをご覧の方々で田舎を見てきた人がどの程度いらっしゃるか何とも的中しがたいのですが、田舎に行けば行くほど、なんつーかぶっ飛んだ看板って多くないですか?貴様は何を意図してこの看板を作ったんだ?と徹底的に追求してあげたくなるような物から、センスを徹底的に疑いたくなる物まで多種多様にC級看板が田舎の国道にはひしめきあっているものです。

何故なんでしょう?都会と田舎の違いがあるとはいえ、ここは同じ日本です。なんか国道沿いのでかい看板に、まっ黄色のジャケット着た「Mr.ベーター」みたいな外人の写真と併せて「英会話」と書いてあろうとも、その教室に電話しようとする人は何人いるんだろうか?絶対に間違った英語を教えられそうだ。もしくはオクラホマ訛りとか。

もはや、ここまでくると、彼らは狙ってやってるとしか思えない。「風雲たけし城」とかで、わざとダイナミックなミスをして目立つことで敢闘商をさらっていく、あのノリで看板を作ってるとしか考えられないのです。

「社長!国道沿いにできた新しい看板!見ましたか!?」

「ああ、佐藤君も見たのか...あれは敵ながら凄いダメ看板じゃないか。あっぱれとでも言おうか...」

「社長!何言ってるんですか!?このままではこの一帯はライバル社に征圧されてしまいますよっ!?」

「まあまあ、落ち着きたまえ、佐藤君。我々も手を拱いてるわけじゃないんだよ」

「と、おっしゃいますと?」

「見たまえ。うちの新作サンプルだ...」

「うわぁ!すっげー!何この色!?すっげー!あははは!何!?このキャッチフレーズ!?すっげー!凄いダメっぷりだー!あははは」

「どうだ?凄いダメ看板だろう?でもこれだけじゃないぞ!これを見ろ!」

「あはははは!何?何このマーク!?何これ?意味わからねー!すっげー!すっげーですよ社長ー!あははは!ヒーヒー!あははは!苦しー!ヒーヒー!」

「これを足掛かりにこの業界に革命を起こすぞ!佐藤君!」

「やはははは!はい!わかりました社長ー!ヒーヒー!アハハハ」

いやー、なんつーか、この会社いいよなぁ
普段、仕事でADバンっていう商用車を乗り回しているんです。

よくある白いあれなんですけど、あらためて見てると、トレンディではないんですよね。

今時の車ってみんな室内空間広々としている車高の高いタイプじゃないですか。あのWagonRのヒットを境目に、車高高めの車の全盛期がやってきたんだ。昔ながらのセダンみたいに天井が低いのなんて流行らない。コンパクトカーだって、今日び天井高い物だらけなんですね

そうやって考えていくと、実はミニカトッポを考えた人って物凄い先を見ていたのかも知れません。

会議とかで「これからは車内空間こそが生命線なんです!」とか力説しちゃったりして。

でも、ミニカトッポのあのダサさはいただけない。もっと工夫のしようがあったんじゃないか

しかし、ミニカトッポといえば、かつての会社の後輩だったO橋君(仮名)を思い出すのです。

彼はミニカトッポに乗っている女性と関係を持っていた。

別に付き合ってるとか、友達とかではない。ただチョメチョメしていただけだ。あえて山城新伍風に言ってみた。

んで、どっかの駐車場で口論になったみたいなんですけど、彼は怒り心頭みたいな状態になりまして、自分の車の鍵をその女性のミニカトッポにぶん投げるという行為に出たらしいんです。本当、怖いですよね、今時の若者って。

んでO橋君(仮名、ケツメイシファン)は勝手にすっきりして帰ってしまったというんですが、アパートの駐車場に停めて携帯を弄るか何かしてたらしいんですわ。

そしたらですね、後ろから傷ついたミニカトッポが登場して、何をするのかと思ったらバーン!って突然体当たりしてきたそうです。

まぁ、加速距離は50cm程度だったそうですが、これってどうみても立派な交通事故の類なんですよ。警察とかにうったえれば100%ミニカトッポの女性負けますよ。

しかし、まぁアタシにとっては、感情に突き動かされる女性の恐ろしさっていうのをケーススタディさせていただいた、貴重なケースです

それ以来、しばらくミニカトッポを見るとその出来事を思い出すんですよね。それ以前にミニカトッポに乗っている人を見ると「あの人怒らせるとオカマ掘られるんだろうなー」とか恐怖の対象となったもんです。ちなみにうちの嫁はミニカトッポではありませんでした。そりゃ安心してプロポーズできましたよ