とは言いませんが。

ワールドカップが始まる前、日本のグループステージ突破を予想した人がどれだけいたのでしょうか。

日本国内からこれだけ多くの批判があることに、正直、驚きました。

運命のポーランド戦。
このタイミングでトーナメントをにらみ、6人のメンバーを替えて臨む。
すごい決断だったと思います。

そして、後半の失点後、コロンビアセネガル戦の状況を知っての決断。
一歩間違えば、とんでもない批判にさらされるのをよくわかった上での決断。
とても勇気のいる決断だったと思います。

少なくとも、私にはできません。

結果として、主力を休ませ、グループステージ突破を決めた。
現段階で、これ以上の成果はあるのでしょうか?

今の日本の戦い方は前線からのハイプレスが生命線。
32度の暑さの中、ポーランド戦もフルメンバーで全力で勝ちにいったら、7月2日に控えるトーナメント初戦に大きな影響があったでしょう。


私は、「素人は批判するな」とか「下手なやつは口を出すな」という考え方には、真っ向から反対です。
プレーができなくても理論は正しい、ということはいっぱいあるからです。

ただ、批判をするときには、必ず相手の考えや想いを尊重して欲しいと思うのです。

「西野監督、すごいプレッシャーだったろうな。あの決断、めっちゃ勇気がいっただろうな。トーナメントを見据えて考えに考えたんだろうな。『でも、俺個人としては、果敢に攻めて欲しかったなあ!』」

こういう意見なら、「建設的」な話ができるのです。

個人的な話ですが、普段は日本のことを想い、辛口ながらも建設的な意見を発してくれていたセルジオ越後さんのワールドカップ期間中のコメントは残念でなりません。

ラッキー?
相手が本調子でなかった?

それもワールドカップなはずです。
日本だって決して順調ではなかったはずです。

おそらく、日本の将来を想っての発言なのだと信じておりますが、配信されている記事の内容だけを見ると残念でなりません。


ワールドカップはすでに始まっているのです。

強敵ベルギーに対して、日本代表がどのような戦いを挑むのか。
怪物ルカクをどうやって止めるのか。

私たち日本人の代表です。

まっすぐ応援しましょう!