今日もとろけるような暑さの中、東京室内歌劇場ヴォーカル・コレクション「ドイツ歌曲を歌う」開業中音符


今回は子音について学ぶことが多いレッスンでした。

指導の石井真紀先生の子音はとても美しい飛び出すハート

「いっぱい子音があるのにちゃんと全部綺麗に聴こえる~ラブラブ」といつも陰ながら感動してる私目がハート



🎵シューベルト作曲「Ihr Bild(彼女の肖像)白鳥の歌より 」D957

前回に引き続きのレッスン曲。
この曲、特にピアノパートに思うのですが🎹
音数が本当に少ない究極にシンプルな曲なのです。
それでこの世界観を生み出してしまうシューベルトはやっぱりすごい‼️とつくづく感心します。
音を発しない部分、つまり休符の捉え方もポイントです🎼歌手はピアノの音に耳を澄ませ、 ピアニストは歌手の息遣いに心を澄ませ耳こうやって作品を 具現化していきますルンルン
何ともぴったりと表現ができた受講生のIさん、 「ふふふ笑いいですね~長音記号2」と、満足気でした。

🎵シューマン作曲「Der arme Peter(哀れなペーター)」Op.53 No.3

こちらも前回に引き続いての曲。
舞曲風の明るい三拍子の曲。
ところがなかなか子音がハマらない爆弾
リズムに乗り遅れてしまうハートブレイク
そんな受講生Eさん。
本日の特別レッスンメニューは…

ルンルンメトロノームに合わせて子音をリズム読みするルンルン

ご存知の通りドイツ語は子音が多い🇩🇪
日本語を普段喋ってる我々にとっては、
なかなかに高いハードルです。
!!
このメトロノーム練習法、とっても効果があるのです。どこが乗り遅れているのか 一発で分かりますから。
何しろメトロノームは正直です合格
嘘はつきませんグッ
いつも正しいOK
この練習を重ねるうちに、子音がアウフタクトのように前に出て、母音と音符のタイミングが合ってきます。流暢な子音は何とも心地よいですよラブ

実はこの練習、ピアニストにも効果的!!
歌曲伴奏は「 歌うように弾く」ことが求められます。子音の処理には歌手同様、ピアニストも最善の注意を払わなければ。 
というわけで、私もメトロノームをお供に
ブツブツ歌詞を唱えてます魂

🎵シューベルト作曲「Lied der Mignon(ミニヨンの歌)」Op.62 No.4

こちらも前回に引き続いての曲。
ミニヨンの心情を歌うのは…辛い悲しい

受講生Oさんの課題は「W」の発語注意
上の前歯を下唇に振動させて発音する「W」。 これをやろうとするとオッサンみたいな発声になってしまうOさんゲッソリ
W の発語は結構腹筋を使います。
音程と同じ高さで W が発声できるように何度も 練習しました音譜
ドイツ歌曲に不可欠な「W」。この子音に  ニュアンスが付けられたら、 表現にう~んと幅が出ますよOK

メトロノーム、アプリもたくさんあって便利ですよねキラキラ
でも私はやっぱりこれ下矢印
カッカッ…と刻む音がなんとも良い響きです🕰️


ご一緒にドイツ歌曲、楽しみませんか🇩🇪