本日は東京室内歌劇場ヴォーカル・レッスン・コレクション「ドイツ歌曲をうたう」の日。
マスターコース形式で行うこの講座、大好きなドイツリートにどっぷりと浸かる至福の2時間🇩🇪
指導の石井真紀さんと🍺
真紀ちゃんとは何度もドイツに一緒に行ったことがあります。毎晩ビールとソーセージ三昧の日々🍻
武勇伝は数限りないけど㊙️今日は講座のお話を。
受講生は只今5名(本日2名欠席でした)。
🎵シューベルト作曲「Im Fruehling(春に)作品101-1 D882」
大大大好きな曲で何度も弾いても心が揺さぶられます💓
春なのに、失った恋の歌。失恋なのに、ただ淡々と紡がれる旋律。何もかも変わらないのに、彼女はいない。「もし私が鳥だったら、夏の間中、あの娘が摘んだこの枝にとまって歌うのに🕊️」。嗚呼、なんとも切ない。
ダンディーで燻し銀のような声色のIさんは、
人生を反映したかのように素敵に歌ってくださいました。
🎵メンデルスゾーン作曲「Schilflied(葦のうた)作品71-4」
個人感想ですが、メンデルスゾーンの作品は実にスタイリッシュ。器楽的に作曲されていて、読譜が楽しいのもメンデルスゾーン作品ならでは。
Eさんは、長いことこの講座の受講生で、
発声も素晴らしく良くなりました。跳躍する音程をまるで弦楽器のように滑らかに歌ってらっしゃいました。
🎵シュトラウス作曲「Ich wollt ein Sträusslein binden(私は花束を摘みたかった)作品68-2」
なんとシュトラウスの音楽は絢爛豪華なのでしょう✨
歌もピアノも華やかに✨✨
作曲家が書ききれなかったことを、我々は楽譜という地図から見つけていかなければなりません。歌手とピアニストの共同作業で、これが歌曲演奏の醍醐味ではなかろうか😋
Aさんの演奏は、音符が五線から弾けて自由自在に飛び回っていく様でした。
というわけで、本日もドイツ歌曲で世界を旅し楽しい時間を過ごしました🌍️
一緒にドイツ歌曲、楽しみませんか?
真紀先生が楽しく濃厚にレッスンしてくださいますよ~🌹
ご興味のある方はこちらから↓
http://www.chamber-opera.jp/events/view/192/