今日は6月16日です。

 関西には、6月の「6」の付く日にアジサイを逆さに吊るす厄除けのおまじないがあります。 


地域によって方法や言い伝えには違いがあるようですが、半紙に名前と生年月日を書き、その紙でアジサイを包みます。

そして紅白の水引で結び、トイレに逆さに吊るします。 

「女性が婦人科系の病気にかからない」「将来、下の世話にならない」といった言い伝えがあり、今でも続けている方がいるそうです。 





なぜアジサイなのかは分かりませんが、節分に魔除けとしてトゲのある柊を飾るように、毒性を持つアジサイにも邪気を払う力があると考えられていたのかもしれません。 


また、この時期は神社で茅の輪くぐりもするように、一年の折り返し頃に厄除けをすることに意味があるのかもしれません。そしてアジサイはちょうどその時期に咲く花なのです。


現在、我が家の花壇ではアジサイ「ユーミートゥギャザー」とクレマチス「白万重(しろまんえ)」が咲いています。 

「白万重」は例年、バラの一番花とほぼ同時期に咲くのですが、今年は立ち枯れ病の影響で開花が遅れました。

そのため、毎年楽しみにしているバラとクレマチスが咲き揃う景色を見ることができず、少し残念に思っていました。

 ところが、今年は思いがけない組み合わせに出会えました。

 青から紫へと移ろうアジサイを背景に、白い花を重ねる「白万重」が咲く姿は、まるで夜空に浮かぶ星のようです。





例年とは違う景色でしたが、そのおかげで新しい美しさを発見することができました。

 植物を育てていると、思い通りにならないこともあります。

しかし、その偶然が予想もしなかった素敵な景色を見せてくれることがあるのだと、改めて感じています。