ヤノフまでの「カサンドラクロス線」は、1948年に閉鎖されたことになっている。

事態を闇に葬るために列車をカサンドラクロスから転落させるというストーリーだが、路線のかなりの部分は 当時のチェコスロバキア領を経由している。

閉鎖されたはずの「廃線」に こんな異様な列車が走れば、釣りをしている民間人の目にもとまり、秘密もなにもあったものではないのでは?
それに、一番下の 山中の小駅か信号所かの警備をしているのは チェコスロバキアの鉄道職員や警官なのでは?
当時は東側だったチェコスロバキアを「アメリカの失態」という究極の秘密を乗せて走行するのは、かなり疑問なストーリー展開に映る。