特に今、泣きたい理由はない
泣くための理由はたくさんあるが、いま起こった事ではない

これまでの人生で、いくつも号泣し、いろんな事があった
そんな心の中の泣ける理由達が、時々表にでてくるのだ

昨夜はまさしく、一番の泣ける理由が浮上し、収拾つかなくなった

泣き疲れるまで泣き、その後はいつも
「今更もうどうしようもない」
「明るく生きよう」
と、前向きになる

これほど泣くと、本当にデトックスになる
体から悪い物が出ていき、気だるさがスッキリになり、悩んでいるのが馬鹿らしくなる

泣く事だけを目的とした会があるらしいが、私は一人でいつでもどこでも泣ける

たまにはいいかも…号泣
それで明るく過ごせるならアリかも

自分が弱く寂しがりだと自覚した夜だった
急にグラグラと揺れ出した
今日の揺れはいつもより大きい
すぐにドアを開けに行き、職場の事務所の入り口で揺れが止むのを待った

揺れながら思うのは、このニュースが流れたら、誰が私を心配してくれるかなって事だった
東京で地震
誰か一人でも、私は大丈夫かなって思ってくれる人がいるかな

何かあった時に、すぐに頭に浮かぶ人が、その人にとっての大切な人なんだと思う
私を心配してくれた人がいたとしたら、その人が私にとっても大切な人だろう

災害がおきて、一人でもしも死んじゃったら寂しいな
最期は大好きな人に抱きしめられて死にたいな
安心して眠るように…

地震はやっぱり怖かった
当たり前に食べていた母のお弁当

私の好きなものをたくさん入れてくれた
大人になっても、職場がお弁当になると早く起きて作ってくれた
たまにオムライスがあり、フタを開けると卵が覆っていて、やったー!と喜んだ
女子のお弁当だというのに、量は結構なもので、別タッパーに果物が入っていたり栄養面でも申し分なく有り難いお弁当だった

もうあの母のお弁当は食べれない
温かく、ずっしりと、愛情たっぷりのお弁当
母みたいな女性になりたかった
全てがお手本だった
最後まで我慢強く弱音を吐かなかった
我慢するところだけ今の私は似ている
それは間違った我慢
我慢する必要のない我慢
今の私を母は呆れて見てるだろう
いや、怒っているかもしれない

ごめんなさい
あなたの娘は悪い子になりました
でも、人を愛することを知りました
いつかまた会ったら、いっぱい謝るから、温かいお弁当を笑顔で作ってね
私も満面の笑顔で口いっぱいに頬張って食べるから
早く会いたいな