暑い…
もう暖かいではなく、暑いが合う気候になった
母は暑いのが嫌いだった
この季節になると、『あ~、また暑い夏が来るわね~』が口癖だった
点滴の痕が痛々しい腕を見ながら、『夏になってこの腕を出すと汚いわね』と言ったので、『日焼けしないようにいつも長袖のシャツを着てるから大丈夫だよ』と答えると、『そうね』と笑った
でも、その年の夏は迎えられなかった
今はもう嫌いな暑さも無いからいいのかな
夏は嫌いだけど、miwaちゃんが帰って来てくれるから嬉しい…
と言ってた言葉を思い出す
今では母のいない実家
暑い夏にまた今年も帰る
母を亡くした人は白いカーネーションだと言う
私の心には今も生きてるから、私は赤も買いたいんだ
