私と息子がコロナに感染し、二人で自宅での隔離生活が続いていました


その間、妻が看病や消毒をしていたのですが


四日目には不満が爆発するように


仕事に行ってくれれば助かる

この家にいるのがストレスだ

この家から出て行きたい

病人のほうが快適生活を送っている…


そんな叫びが聞こえていて


しばらく車中泊をする決心をし

「俺が、この家を出て行く」と言いました


「それは困る」と言っただけで、妻はテレビを見ているようでした


その夜は、なかなか寝付けず

息子も寝かしつけたし、家族が寝静まった後に家を出て行こうかなどと考えていました


息子に「眠れない時は無理して寝ようとせず、月でも見ていたらいい」と自分が言ったことを思い出し窓をあけました

あいにく月も星も見えませんでしたが、ぼんやり夜空を見ていました


今まで、自分の身体を痛めるような考え方や行動をしてきたな

病気の中、車中泊を考えたりして

もうすでに胃も痛み出してきている

本来、身を守るための免疫が身体を痛めつける病気「潰瘍性大腸炎」になったのも、そういった自分の行動の積み重ねで免疫を狂わせてしまったんだな


車中泊は止め、痛み出した胃をさすりながら眠ることにしました


辛いことがあったとき、さらに自分に刃を向けている人が潰瘍性大腸炎の方に多いような気がします

そういった人は、自分の身体を甘やかすぐらいの気持ちになりたいですね

それが、なかなかできていないのですが