安部元総理の事件以来、宗教団体の問題が色々と取り上げられています。


宗教は人が幸せに生きるためにあると思っているのに…


そういったニュースなどを観ると、思い出すことがあります。


昔、付き合っていた方のことです。


すごく真面目で芯のしっかりした方でした。

県外の方だったのですが、車で2時間半かけて会いに行っていました。


結婚を意識し始め、以前から気になっていた質問をしました

「何か宗教とかやってるんじゃない?」


今まで言えずにいたようですが

母親と、ある宗教団体に入っていて、母親からは結婚相手は同じ信仰のある人と言われている。

母親には、その宗教と縁のある人と付き合っていると伝えている。

その宗教を信仰していないと不幸になるので、入信して欲しいと言われました。


自分も人生に生かせればと思い、仏教の本を読んだり、お坊さんの話しを聞いたりはしていました。

しかし、子供の頃にある宗教団体で嫌な経験をしてきた過去があり、こうしないと不幸になるとかいう宗教には嫌悪感を持っていました。


それからは会うたびに、説得して脱会してもらおうと思っている自分と、入信してもらおうと考えている彼女との話し合いばかりになりました。

その宗教団体の資料を作ってきたり、幹部と会うように頼んできたりと、相手の熱意が強いだけに面倒になってきて


解決する知恵も、受け入れる懐もない自分は感情的になり

「俺と◯◯(宗教団体)どっちを取るんだ」

と言ってしまい


何も言わず黙っている彼女に一方的に別れを告げました。


その後は、連絡してくる彼女に罪悪感を感じつつ、そっけない態度を取り続けました。


別々の人生を歩むようになり

その方は結婚後色々あって、今はシングルで頑張って子育てしているようです。


自分も母子家庭で育ったので大変だろうと気にはなり、幸せで過ごしていてくれたらと願っています。


クリスマス前に暗いブログになってしまいました(基本的に根暗なので)



大愚和尚がおっしゃっていて、自分の心の中にある言葉ですが


幸せとは自分の生き方に対する納得