入院する日の朝の出来事です

 

前日、妹夫婦が来てくれて

家のメインロックを動けないワタクシに代わり

外から施錠してくれました

 

そして朝、何とかドアまで行き

内側からドアを開錠したところ

けたたましい警報音が滝汗

 

かなり大きな音で

ビービービー 

「緊急事態ですビックリマーク

 

 

 

 

 

と、何をしても止まらない

 

驚いて焦るワタクシ

玄関外まで行ったり

部屋の操作盤をあちこち押したりあせる

 

 

そうこうしているうちに警備会社から電話

どうしましたはてなマークと落ち着いた声

ワタクシ、焦りながら状況を説明

 

 

 

 

 

 

一度、外からもう一度施錠し、

再度開錠してください

 

指示通りしてみたら警報音は止まった

 

そうか、泥棒は内側から鍵を開けることもある

だから警報が鳴ったのね

落ち着いてみれば、わかることなのだ

納得した途端、足に激痛

火事場の何とかで折れている足も

動かしてしまっていました

 

 

冷や汗を拭きながらふと、気づいた

同じ階の人、誰も出てこなかった

様子も見てくれなかった

管理人さんの出勤前の時間なので

管理人さんは不在

しかしお隣さんたちは確実に

在宅している時間です

 

冷静になってゾッとしました絶望

本当に何か事件が起こっても

助けは期待できない

何も起きないのが一番ですが

子供もおらず、お付き合いは皆無

エレベーターやエントランスで会ったときは

軽い挨拶くらいだけです

 

怖いです

怖かったです

事件は起こっていないけれど

周囲をあてにできない事実を知って

恐ろしくなりました

もしも同じような警報音を聞いたら

ワタクシは寝起きであろうと

ドアを開けて、ひと声かけようと

固く心に誓ったのです

大げさかな