『トイ・ストーリー3』で美しく描かれた別れのあとに、どんな物語が続くのだろうと思っていた。
観終わって感じたのは、
「ハッピーエンドの、その先にも人生は続いていく」ということ。
新しい場所へ行けば、そこには新しい出会いがある。
でも新しい悩みや悲しみも生まれる。
人が違えば愛し方も違うように、子どもの数だけ、おもちゃにも違った物語が生まれていくのだと思った
今回のウッディからは、これまで以上の強さを感じた。
自分がどう思われるかよりも、大切な相手が幸せであることを願い、そのために全力で走る。
一方で、物語の中では、
「誰かのために生きること」と
「自分自身のために生きること」
についても問いかけられる。
誰かを守りたい。
喜ばせたい。
必要とされたい。
そんな気持ちはとても素敵なもの
でも、
「誰かの役に立つことが好き」と、
「誰かの役に立たなければ自分には価値がない」は違う。
誰かの幸せを願いながら、自分自身も幸せになっていい。
ウッディが出会う新しい価値観は、そんなことを教えてくれているように感じた。
そしてもう一つ心に残ったのが、「愛されること」について。
「自分がもっとこうだったら愛されるのに」
そんなふうに、自分を変えることで誰かに愛してもらおうとした経験のある人には、きっと胸に刺さるものがあると思う。
でも、自分を選ばなかった誰か一人だけが世界のすべてではない。
自分を愛してくれる人は一人ではないし、今いる場所だけが自分の世界でもない。
新しい人と出会うこともできる。
新しい場所へ行くこともできる。
そして、自分で新しい生き方を選ぶこともできる。
『トイ・ストーリー4』は、
「幸せの形を一つに決めなくていい」
誰かのために生きてもいい。
自分のために生きてもいい。
誰かに選ばれなかったとしても、
今いる場所でうまくいかなかったとしても、
そこで自分の価値までなくなるわけではない。
世界は思っているよりずっと広いということ。
意外な結末だったけれど、
観終わったあとは不思議と温かい気持ちになった。
長い間、誰かのために走り続けてきたウッディ。
そんな彼だからこそ、

