先週土曜の夜
猫のホテル
「あの女」
を下北沢ザ・スズナリのソワレで観劇して来ました


作:千葉雅子
演出:ノゾエ征爾


出演
市川しんぺー
中村まこと
森田ガンツ

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老舗劇団の実力派ベテラン男優による3人芝居


告訴人・検事・弁護士、「ある女」に関わってしまった男達による山奥で繰り広げられる哀愁漂う舌戦


主宰・千葉雅子さんの切れ味鋭い脚本と、売れっ子個性派演出家ノゾエ氏よって、どんな作品に仕上がっているのか?

非常に興味をそそられました(◎o◎)


やはり
この方達は我々観客の期待を裏切りませんでした!(笑)


開演前に
今回出演のなかった役者さん達による 観劇前の注意点式ショートエチュード?のサプライズ・プレゼントで場内一気に大盛り上がり!!


皆、大爆笑でボルテージが最高潮に達したところで、見事にバトンタッチされ幕が開く♪


今回の作品も
世間を騒然とさせたある事件がモチーフとなっていたのだけれど、千葉さんの手に掛かると、ストーリーが全く下品にもならず、おなじみのアウトローなキャラクターな登場人物達も何故か憎めなく映るのだ



役者さんお三方も
流石の演技力で、一人芝居を3本同時に観ているかの様な、時に大胆で、かつ繊細さのある舞台だった



そして今回
一番の注目は何と言ってもノゾエ征爾氏の演出の部分だろう

ただでさえ、
狭いスズナリの舞台を、更に3か4分の1程にして、前に押し出す形で、役者さんに演技させてしまおうという斬新さ


逆にそれが、
役者さんも我々観客にも良い緊張感を与えてくれた感じで、目に焼き付く様なシーンが幾度となくあった!


想像していた以上の、唯一無二の素晴らしい演出だった


ここまで
トータル的にバランスの取れた作品は中々観る事が出来ないと改めて実感した


これからも
観劇を続けていく中で、絶対に外せない劇団になったのは間違いありません!!


猫のホテル
次回作が今からとても待ち遠しい☆


今夜は
下北の次に好きな街三茶に向かいます♪

HAVE A NICE DAY