今日は、
抗がん剤治療のIE療法(2コース目)、
1週間の入院最終日です。

やっと我が家に帰れますf(^_^;

残りの限られた時間をどう過ごすのか、
どこで誰と過ごすのか、
等々いろいろと考えてしまいますf(^_^;

さて、先日より
『終活中』をスタートされておりますが、
本日は家を買う関係で大忙しの日なのです。

まず予定では、
退院したら鬼嫁パー子の車に飛び乗って、
地元の役所に直行し、
印鑑証明書と住民票と課税証明書
の発行を受ける予定です。

そして午後イチ、
その必要書類と現金等を持参して
不動産屋さんに赴き、
契約手続きを行うことになっているのですf(^_^;

なぜ、
余命宣告を受けたこのタイミングで、
家を買うのか?

それは今、
住んでいるところが社員住宅だからです。

もうかれこれ11年半も住んでおります。

鬼嫁パー子と結婚して、
今年で20周年なんですけど、
半分以上ここで過ごしていたんだなと、
感慨深い思いになりますね。

ちょっと脱線しました、戻しますf(^_^;
だからなんで今、
このタイミングで家を買って転居なのか?

それは、
1  私が2度と仕事に就く見込みがなくなった、
復職の可能性がほぼ無し

2  社宅で私に死なれたら、
次にそこに住む人に嫌な思いをさせるから

3  賃貸型住居では、残された鬼嫁パー子に
金銭的な負担を残してしまうから

こんな思いから、『家を買う』事にしたのです。


間もなく死ぬのに、急いで家を買う。

何か変な感じですよねf(^_^;

ま、そもそも我が家の家族には、
愛犬のドーベルマンさくらがいるので、
賃貸型物件はほぼほぼ無いんですよね。

それとやはりこの転居に当たっては、
まだ小学6年の長男に転校させたくない、
住んで11年ちょっと経つと、御近所や
ママ友だったりと、鬼嫁パー子もそれなりに
良好な人間関係が築けているみたいなので、
その環境を継続できるためにも、
今の社宅の近場で物件を探しまして、
なんとか見つけたのです🎵

私が亡くなり、
この世にいなくなっても、
家族に対するダメージを最小限にするために、
今、何を選択して何が出来るのか、
残される家族の未来や将来を見据えた活動、
これがまさしく『終活』なんでしょうね🎵

『終活』と聞けば、
なんか暗い感じがしておりましたが、
いざ、自分がやる羽目になって気づきましたが、
『終活』って活動は、
考えようによっては、
かなり前向きなプラス思考で、
ポジティブな活動であり、
これまでの自分の生きざまを
振り返ることが出来るし、
自分の最後をどの様に迎えるのかを
家族と共に決めることもできる。

考え方は人それぞれですが、
突然、交通事故や心疾患、脳疾患等で、
元気だった人が突然亡くなってしまうという
ケースと、
今の私みたいに『終活』しながら
亡くなるというケースでは、 
どっちの方が当事者や家族にとって
負担が少ないのはどっちなのでしょうか(?_?)

私自身が今当事者ですが、
残される家族側の立場にもなって、
考えてみましたが、
やっぱり『終活』の方が心の準備も出来て、
負担やショックが少ないのかなと
思ってしまいます。

結局私も人間、
楽を追求しちゃう生き物ですからね(笑)

何が正解なのかはわかりません。

ただ、今という時を大切にして、
充実した時を家族と共に刻んでいきたいなと
思うばかりですf(^_^;