本日の参観?『大日本プロレス』 後楽園ホール
半年前から毎月プロレスを眺めている、大日本プロレスなる団体の興行だ。
大日本は、いわゆるメジャー団体に非ず…垢抜けない貧相な雰囲気が会場に充満してる。
この団体の最も顕著な特徴は凶器を持ち込んでのデスマッチに他ならない
蛍光灯で殴打、破裂音と共に飛散する硝子片、流血するレスラー、狂喜する客…毎度の光景だ…
見る限りの彼等は、痛みや衝撃に対する相応な覚悟を瞬時に計れるようである。
コノ辺が素人や信念のない人間には真似が出来ない行為なのだろう…多分…
本気で椅子を振り下ろす様、背中で受けた時の接触音、本当に曲がった椅子の姿
大日本プロレスのレスラー達は太っ腹だ、ケチらず本気を見せつける。
大日本プロレスを眺めていると、ある単語が頭に浮かぶ
『コストパフォーマンス』略してコスパ
昨今、耳にする言葉だ
私は大日本プロレスはコスパに優れた見世物だと思っている。
まあ、したり顔でコスパなんて言葉を口に出してみたり、そんなケチでつまらない価値観を大事にしてる手合いが最も嫌がりそうな下層社会の副産物的な見世物ですがね…実際にコレは…
他人に薦めずに細々と楽しむのが適当か…?