転院先の病院に向かった主人から連絡がくる。
今から一通りの基本的な検査を行う。結果が出るまで二~三時間かかるとの事。


再び連絡が入ったのは夜10時過ぎた頃だろうか。


検査結果
①大腿骨の骨折が見られる。出産時になったのではないか?
②関節拘縮
③頭部から上を除く全身の動きがはっきりしない
④採血でのCPKの値が異常に高い

この数値が明日以降下がってこなかったら手足の筋肉の異常が考えられる。顔も見た感じ普通だし胸も動くし、脳も正常そうだけども、足と手が泣いた時とか動かないのが気になる。 もし数値が下がらなかったら手足は一生動かないかもしれない。



なんて表現したらいいのか。
頭の中を何から整理すればいいのか分からない。


「だって!お腹にいる時普通によく動いてたよ! 上の子の時と同じくらい動いてたよ! あれは何だったの?」

主人「(担当の)先生も言ってたよ。お腹の中で動かなかったんじゃないかって。 だから俺、そんな事なかったって言ったんだよ。」

そんなやり取りをした気がする。


主人との電話を切り色々考えた。と言うか考えてしまった。考えずにいられなかった。


私は専門学校時代、小児について勉強していた。病気や発達、保育について。

上の子の出産前まで病院の入院病棟で働いていた。整形、外科、形成、泌尿器科……数年間携わった。
多分、一般の人より医療の知識がある。

だけどドクターでもナースでもない。

(筋肉の病気でいずれは寝たきりになる病気あったよな…命を落とす病気あったよな……どうして!?どうして私の子なの!?私、悪い事何もしてないよ…!!)

中途半端な知識だから考えれば考えるほど不安になった。

こんなに泣くのはいつ以来だろう。


遅い時間だったけれど、心配しているだろう母に聞いた事をメールする。


『歩けなくても何があってもあなたの子だよ!親が負けてちゃダメだよ!
さぁ寝よう。明日も朝は来るから。』

普段聞いたらたわいない事かもしれない。
だけどもさらに泣けた。

おか~さ~ん!
私どうしたらいいの?
今すぐ母に会いたくなった。


二人の子の親になったのに、まだまだ甘ったれの私。