行き。のときの、あの中年男性より
帰り。のときの、こちらの中年男性の方が
優は好き
優が窓際に先に着席出来る状態で
手荷物を足下に
置いている間
脇に立ち、わずかながらも
待っていて下さいました
軽く頭を下げると
手を小さく挙げて下さり
その、着席動作も
そ〜っと…腰を下ろし
カラダを小さく
まとめているように、お見受けいたしました
いやいや、大柄も大柄な中年男性ですよ
ガテン系の出で立ち
お髭も白。が混じり
ニット帽
ダウンジャケット
しばらく、しますと
車両出入口に、初老の男性が
スーツケースをうまく引っ張れなくて?
おそらく、ですが…
そのせいか自動ドアが開いたまま
すると、優のお隣の中年男性が
カラダを通路側に出し
確認したのでしょうか、すぐに
近寄り、手助けされたようです
初老の男性のお礼のおコトバが
聞こえましたもの
って、一番前お席の
男たちは、知らぬ振りだったのでしょうかねぇ…
また、しばらくして、の出来事
優、お昼もとれず
お腹が空いてました
小さな一口サイズにカットされた、サンドイッチを買ったのですが…
こう、お隣にどなたか、いらっしゃったら…
一方的な食べ物の、匂いが
ご迷惑かもしれませんので…
仕方がないな、お水で我慢しよう…
そう思ってました
そうしましたら、そのタイミングで
お隣の中年男性が
駅弁を棚のおカバンから取り出して
召し上がるご準備をされました
優は
あっ!よかった〜
じゃぁ、わたしも…
と、食べることが出来たんです
そこでも、また
いいな、そういうところ
と、思いましたのが...
お弁当の
お召し上がり方です
クチャクチャしない
ご飯も端から
キレイにお召し上がりに
なられている
空になった容器の
丁寧な片付け方
それプラス
姿勢がいい
優のウエストくらいある
太ももを
きちんと、まとめてある
カバンも
お膝元に
抱えて置いてらっしゃる
肘かけに肘をついて
こちら側に
はみ出してこない
一見、強面のようですが
なんでしょうか…
お隣に着席されても
嫌悪感がありません…
午前中の
あの中年男性へ、の感情とは
大違いです
えっ!?
あっ?
お靴…は!?って??
ん〜…?
え〜っと…
????
足をコンパクトに
おまとめに
なられていて
優には
見えません( *´艸`)
でも、いいんです
装いから勝手に
推測させていただきますと
安全靴みたいの、か
ゴツメなお靴で
たとえ
汚れてらっしゃっても
『別に構わないじゃない?』
なに、この、贔屓は…( *´艸`)
こーゆう、お方様なら
なぜか、お隣に
ご着席されましても、優は
嫌悪感を
抱きませんでした
はい、以上でございます
起きていらっしゃいますので
細かく観察できませんでしょう…?
ではまた
くちぴる、ちゃんの
感覚
まだ腫れていますので
変な感じです

観察フェチの優
その、お弁当だけで足りるのかしら…
そんなに、大柄ですのに…
と、思ってましたら
大きな、おにぎり🍙も
お召し上がりに
なられてました
そこが、なんともいえず…
失礼かもしれませんが
『かわいい…🎀』と
なぜか、思ってしまいました…( *´艸`)
そのあと、わりとすぐに
途中で下車されました









