とある日の午後


院長が

わたしたち、看護部門のところに


紹介した先の医療機関からの

お返事用紙を手に説明


こう、話されました




『キッシングディジーズ。って知ってる?』


そう、言いながら

首を傾けた先生



優ははじめて耳にした疾患名でした

まだまだ、学びが足りませんね…


『唾液が感染源になるから、キッシングディジーズ。って呼ばれてるんだよ』


『キス』


それを聞いて

?だから、今、お首を傾けた(キスの仕草!?まさか、先生が!?)


まさか、うちの先生が…

品のある…とてもダンディーな先生

高身長で

グレイヘア


一回り下の教員の奥様を

愛する

60代の先生です


穏やかで

患者さんに、寄り添う

ステキな先生です


その手のお話を(キス)

看護部門にきて、話されるなんて…

わたし

想像もしてなかったので…


なぜか、優だけが

異様にお首から顔から、お耳から

一気に真っ赤になってしまったんです


カァーっ

って…(_ _)💦もぅ…イヤ!ばれないで💦平常心どうしたの!?優!



幸い、他の看護師も数名同席しておりましたので



先生は

『~病院に紹介したんだけどね』



『やっぱり、若いからねぇ笑』

『相手の方から、うつされちゃったのかもね笑』

『いやいや笑』

『若いね~笑』

『ハハハハ~』



そう、看護師たちに

話されたあと

院長室に戻られました




すると同僚たちや、部長から


『やだ~優さん笑』


『真っ赤になるんですから~』


『耳まで、真っ赤で笑』


『ほんとうに優さんって、純情なんですね笑』


『かわいぃ~笑』





ココロのお声

ううん、ちがうの、ちがうの💦


意外にも

うちの先生が


あんなことを

ニヤニヤしながら

話された、ってことが


なんだか

恥ずかしくなってしまった。だけなんです…



キス。なんて

院長先生が

口にされるなんて…



恥ずかしくなってしまったんです…(/-\*)



ココロの中で

つぶやきました



はぁ~(/-\*)


だめだめ優ですね……





『キッシングディジーズ』


伝染性単核球症は、EBウイルスが主な原因で発症する感染症です。唾液が感染源になるため「キッシングディジーズ(Kissing disease)」とも呼ばれています。 乳幼児期に感染することが多く、その場合ほとんど症状が現れませんが、思春期以降の感染では発熱、のどの痛み、リンパ節の腫れ、皮膚の発疹などの症状がみられます。小児をはじめ10歳代から20歳代までに多くみられる病気です。通常、治療をしなくても2〜4週間で自然に治りますが、抵抗力が低下している人では重篤になる恐れがあります。








……優……


ほんとうに……

恥ずかしがり屋さん…なんです…

それを

いいんだよ…

そう、受け止めて下さる…
お優しい方が

好きです

優は…

(/-\*)