どうも!
私が専門学校に行くようになった頃から流行りだしたしつけ方法があります。それはメディアで盛んに取り上げられていた叱らない躾方法というものでした。
皆さん覚えていますか?叱らない躾というのがどういうものだったのか私なりに考えてみたいと思います。
まず1つ叱らない躾という言葉自体が間違っています。この躾方法は確かアメリカで提唱されたテリーライアン氏が提唱した躾方法だったはずです。
そのしつけ方法はほめて伸ばすというものでした。叱らないわけではなく犬が問題行動を起こさないように飼い主が導いてあげましょう!と言うのが主なコンセプトなので悪いことをしても叱らないわけではないのです。
逆に悪いことをしないようにしっかりと飼い主が指示をして感情をコントロールしていかないといけないので、正しい犬の知識と経験が必須になります。
少なくとも聞きかじりで出来るほど簡単なものではありません。それなのにメディアが誤って叱らない躾として紹介してしまったために問題行動犬を増やす結果になりました。
今現在はいろいろな躾方法も確立されてきたこと、動物行動学も進歩したのでもっと様々な方法でのアプローチが可能になりました。情報媒体も増えてので躾の事を調べやすくなったのもありますね。
当時は私の周りにも聞きかじりだけで叱らない躾をしようとしている人もたくさんいました。訓練学を学んでいて正しいしつけをしているこちらの方が間違っている言われたことも多々ありました。
間違った躾をしてしまうとその間違いを正すのには倍以上の時間がかかります。そういうことを防ぐために訓練士に依頼するのです。
わからないことは訓練士に聞くという当たり前の図がもっと浸透してほしいとは思います。あとはメディアに簡単に踊らされないで自分自身で調べるという事は忘れないでほしいとは思っています。
読んでいただいてありがとうございます。
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