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今回のイベントでは、こまかな生きものの観察や、生態、特性うんぬんはどうでもいい。2つのテーマに絞りました。

1つはウミガメの気持ちを知る! もう1つは生きものにやさしくなる!

プログラムの流れです。
・ウミガメの気持ちになろう!
 (大きな体でがんばって卵を産みに来るウミガメ。その大変さを体験する!)
海岸をしゃがみながら登ります。自分の足跡がうまくカメの足跡に見えるように、ズルはいけません。

・ウミガメのためにがんばろう!
 (ウミガメが間違って食べてしまうゴミをみんなで拾います。ビーチクリーン!)

・生きもののほんとうの姿を見よう!(やさしくなる)
 (驚かさなければ生きものは本当の姿を見せてくれます。ではどうやって?)
私たちが照らす光そのものが、ウミガメにとって大きな敵になります。“見たい!”という衝動と戦いながら、自分で光をコントロールします。

写真は参加者全員が、ウミガメになって浜を登る寸前の写真です。
この後、あたかも初めて浜に卵を産みに来たウミガメ人間が、ひぃふぅ言いながら登ってきました^^
足腰に痛みを残しつつ、実際の産卵跡を見ると、皆さんウミガメの気持ち(大変さ)がわかったようです。
(その後のゴミの量が物語っていました。暗い中なのに、あらゆるところから(ウミガメの巣の上はちゃんと踏まない!)いろんなゴミを一生懸命拾ってくれました!)

その後は今回の一番のテーマ。ライトです。
各リーダーが参加者の顔をめがけて懐中電灯を“ピカッ!” 悲鳴があがります。
「まぶしいでしょ? びっくりするでしょ? 生きものたちだって同じだよ」
難しくならないように、簡単に、簡単に。

「これならどう?」指で半分ぐらいライトを隠します。「まだまぶしぃ~!」
「じゃあこれならどう?」もっと隠します。ライトの光はほんのわずか。「だいじょうぶ~!」

ここでのミソは、自分達で光の強さを考えて、自分達でルールをつくり、チェックしあうこと。
90人もいるとなぁと思っていましたが、皆さん結構守ってくれました!

それに、帰り道でも、生きものだけを観察するのではなく、ちゃんとゴミも拾ってくれた! すっごいうれしかった~。
こんなイベントを何回もできるといいな。と思いました。

リハーサルに協力してくれた2家族のみんな! ホントに感謝です!