ゴゴゴゴゴゴ・・・・
激しい地響きがした。空が暗くなる。まだ昼だというのに――――。
私、ミソラは動揺した。
2012、○月×日――――世界が滅びる。
あの予言は、本当だったのか・・・
今更、あがいても仕方がないのは分かっている。
けれど、怖くて仕方がないのだ。
現にいま、火山が活動し火をふき、世界各国で大地震が起こり、
洪水、津波、寒波、熱波、山崩れ、地割れ―――これら全てが
一斉に起こっているのだ。
予言なんて、うそに決まっている――。
そういっていた母も、ニュースを見ておびえている。
怖い、怖い、怖い――――!!!
父は会社だが、電車が動かないので帰ってこれない。
いま、生きているのかさえも―――・・・
いやだ、いやだ!!嘘!夢に決まっている――!!!
プルルル、プルルル・・・・
いきなり、沈黙を引き裂くように電話が鳴った。
びくっとして母が出る。
「はい、もしもし・・」
しばらくの沈黙。だんだん母の顔が「うちゅうじんをみたぁ?うそでしょう?」といって
いるような顔になってきた。
どうしたんだろう?何の電話?
やがて母は、受話器を置き、希望と不安が入り混じった声でこういった。
「みそら、行きましょ!いそいで」
第一部、完結。次回、乞うご期待を!

