超久々の遠征です。しかも初梅芸。
結果、行って良かった~。盛り上がった~!楽しかった~!!

今日の席は5列目(=実質最前列!)10番台なので、オーブ千秋楽とほぼ同じ位置。
どっちかは上手側で観たかったな~、というのは贅沢な愚痴です。ハイ。
しかし、梅芸の座席って低いし幅狭いのね。クッションもやけに柔らかいし。
オーシャンズシートのイスのほうが随分高いから、見づらかった~。
舞台中央は結構死角になってました
それくらいで文句言うなって突っ込みはなしで。

さて、大千秋楽だけあって、キャストの皆さんも開演前からノリノリです。
Ever Greenのウッズ夫妻やカジノの客に扮したダンサーさんたちが、
今日は客席を練り歩いてました。
1F席のあちこちで歓声が沸き、既にお祭りな雰囲気。
私の頭の中もかなりなお祭り状態だったので、細かいところは相当怪しいですが
まぁニュアンスだけでも…。

今日も、ほぼ定刻(13:30ちょい過ぎ)に幕が上がりました。
このワクワク感と寂しさが入り混じるのは、千秋楽独特だよね~。

ダニーはTVで見る限り、だいぶ顔がぽっちゃりしてて心配してたんだけど
舞台上のビジュアルは気になりませんでしたね。ホッ。
(さとしさんのほうが衣装がパツパツに見えた…)
山本ラスティーは、フレンチミューコンでだいぶスッキリしているように見えたけど
その状態を維持していて、ビジュアルはVery Good!!

東京公演と比べると全体的に台詞のテンポが良くなって、スピーディな印象です。
その分、ソールの重さ、テンポの悪さが際立ってました…。
東京の斉藤ソールの飄々とした軽やかさ、可愛らしさが好きだったので、
大阪の治田ソールはどうも苦手です。
ソールのシーンで急に流れが悪くなるんだよね~。
個人的には、ゼルガの大芝居でもギリギリ許容範囲に掠るかなってレベル。
もうちょっとテンポを上げてくれたら良かったのに。
イケコのOKがなかなか出なかった(ご本人ブログによる)ってのも、さもありなん。
斉藤ソールとの違いを出そうと意識しすぎて、結局失敗した感じ。
役者としての自分の存在感をアピールしようとして、ウザくなったみたいな。
彼のブログを読んでも、何か方向性のピントがズレてる気がしてたのよね~。
大阪公演での、かな~りのがっかりポイントでした。

逆に新キャストでいい味を出していたのが、平間イェン!
サカケンの次でやりにくいだろうな~と思ってたけど、
まったく違うイェンを創ってました。
サカケンのバズーカ歌唱には太刀打ちできないけど、前髪一直線で愛されキャラの
ウザカワイイ、若々しいイェンでした。(時々“もう中学生”に見えた)
アクロバットもほぼ東京公演を踏襲していて、良く頑張ったな~と思います。
『生きてる内に』の後だったかな、客席降りして目の前を通った時、
札束を振り回しながら3ジュエルズを追っかけて「付き合ってクダサイ!」って
言ったり、別のシーンでは「これ(カツラ)取っても同じナンダヨ~」って
言ってて笑えました。

花王リカルドは、キャラが大人しくなっちゃいましたね。
まぁ井之上リカルドがハジケすぎだったんだけど(笑)。
『NEVER GIVE UP』での「ぜ~~~~~~~~~~ったい」が聞けなくて残念。
“虎穴に入らずんば虎児を得ず”のくだりもインパクトは少な目。
役者さんってのは、やっぱり前任者と同じことはしたくないもんなんですかね?

では、日替わりのアドリブ部分について、ウザ~く語ります(笑)。
(ここまでも十分ウザいけど…)
まずは第1幕。

エル・チョクロでベネディクトの手下3人に囲まれるシーンの声がフリーザ。
何を言ってたかは、…忘れた。
ブルーザーに抱えらて戻される時は「おとーさーーん!」って叫んでた。
どうやらドラゴンボールつながりで、悟飯のマネだったらしい。
その後、ダニーが喋ってる間は、のされたブルーザーの横に寝っ転がって、
手でメガネを作ってダンサーの女の子のスカートの中を下から覗いてた(笑)。

ルーベンの家のシーン。ラスティーが警報音を指笛でマネるけど
「微妙過ぎるにも程がある。本物はこうだ!」と言われてしまい、
実際とても良い音のピーーっという指笛を芋洗坂ルーベンが披露。
会場拍手喝采。ラスティー若干しょぼーん。
その仕返しか、ルーベンが2人に背中を向けて話しているうちに、とっとと退場し
ルーベンが振り返った時には誰もいない(笑)。
ル「おーい!戻って来ーーい!!ちょ、ダニー、ラスティー!!(汗)」
ラスティー、ダニーがすたすたと戻って来る。
ル「まさか、このまま帰るつもりじゃないだろうな?!」
ラ「引き止めるのが遅いんだよ!」

FBIのペック。
「今考えると、あいつもいとおしく思える。今までありがとーー!」

ダニーがモロイ兄弟の家を訪れるシーン。
「ダニー・オーシャンだなっし―」(ええ~っ!ダニーまで千秋楽仕様ですか?!)
「資金は自分で調達するだなっしー」
「おーいラスティー」「ラスティーだなっしー」
(個人的には『待たせたな』が聴きたかったんだけど…)

『モロイ兄弟』終わりにセリで奈落にハケるところ。
ラスティーがダニーの肩に手を乗せると、ダニーもそこに手を重ねて、
見つめ合う2人
私からはラスティーの表情しか見えなかったけど、満足げに頷きながら
ニヤニヤしてた(笑)。

『JUMP!』でもキャストの客席降りがあってビックリした。
下手側に降りて来たのはモロイ兄弟だったかな?
ダニーとラスティーは肩を組んで退場。今日は仲良しでいいねぇ。

ベネディクトのオフィスでのシーン。
べ「ベネディクトグループ名物、人間ピラミッドを今日こそ完成させようと
しているところなんだ」

みんな慌ててピラミッドを作る。
3人、2人、1人で頂上は秘書のベス。横でブルーザーの上にミセス・ウッズ。
「あなたも参加する?」→テ「ええ!」でピラミッド崩れる。
ベスがリアルによろけてテスに支えられ「さあ皆さん、仕事に戻りましょう」で、
いつもの流れに戻るかと思いきや、いつの間にかベネディクトが舞台中央にいて、
四つん這い姿勢でスタンバイ(笑)!
テ「行くわよ!」でベネの背中に乗り、上半身はグリコのポーズ。会場大喝采。
ベ「ありがとう。一度参加してみたかったんだ」(さとしさんの本音だね)
テスがハケる時に「人間ピラミッド、楽しかったわ」ベ「喜んでもらえて
良かった」

そう言えば、ベネディクトグループの社歌はどうなったんでしょう??

エル・チョクロでの作戦会議の前のシーン。
ダ「俺の誕生日、知ってるのか?」
ラ「…1月、…31日?」
ダ「(苦笑)ありがとう」

ここまでが第1幕。
まだまだ続くので、一旦切ります。