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🍎目線。
「ねえ、なぁちゃん?」
『どうしたの?』
「今は、いないの?」
『っ、ごめんね、いないよ?』
「ううん、それなら、よかった」
『不安、だよね、、?ごめんやっぱり、』
「ちがう、ちがうの、、
そういうつもりじゃないから、、」
『うん、ごめんね』
「なぁちゃん、もう、ごめんね言うの禁止。
あと、別れるってことも言わないで、、」
『ん、ごめっ、いや、あ、うん、、』
「、、、、なぁちゃん、寝よ?」
『うん、、、』
あれから、一緒に住んでた部屋に
帰ってきてくれたなぁちゃん。
だけど、
何で色んな人と関係をもっていたのか。
どうして、私とだけは付き合っていたのか。
なぁちゃんの何がそうさせているのか。
2人でいるときには
なかなか聞き出せないし、
なぁちゃんは1度私を裏切ってしまった
という事実を気にしている。
もちろん、反省しているのはいいことなんだけど、
今の私たちの関係を"恋人"と呼ぶには程遠い。
『あのさ、ゆうちゃん、、、』
「なーに?」
『私を選んだこと、後悔してない?』
「はぁ、、まだ言うの?」
『ご、ごめん、、』
「ごめんって言わない」
『あ、うん、、』
「なぁちゃん、しっかり聞いて」
『う、ん、、、』
「私、なぁちゃんが大好きなの」
『、、、、、』
「ほんとは、もっと深く傷ついて
嫌いって思えたらよかったのかもしれない」
『っ、、、』
「だけど、今回のことで分かったの」
『な、なに?』
「私にとって、なぁちゃんからもらったものが大きすぎるの」
『そんなことっ、』
「そんなこと、あるの、、だから、
どれだけ傷ついても、ダメな恋と分かっても、
嫌いになんてなれないの。
もしなぁちゃんが目の前からいなくなっても
私のなかでなぁちゃんは消えないの。」
『私なんかより素敵な人はたくさんいるよ、、』
「なぁちゃんは、私のこと、好き?」
『好き、だよ、、、
心から大好きで大切な人だから
傷つけたくないから形なんて作りたくなかったけど
我慢できなくて付き合ってた、、、』
「なぁちゃん、、、」
『付き合った以上、
それ以上は絶対傷つけたくなかったから
ゆうちゃんだけは抱けなかった、、』
「ほんとに、私のことだけ、
好きでいてくれたんだね、、、」
『そう、だよ、そうだけど、、
結局は傷つけた、ごめん、なさい、、』
「だから、もう、謝らないで、、
謝るくらいなら、約束して?」
『なにを?』
「絶対に毎日抱きしめて、私のこと離さないで、」
『、、、、、』
「ダメ、なの、、?
やっぱり私じゃない人がいい?」
『ちがう、そんなことない!
ゆうちゃんだけがいい!!』
「それなら、約束してよ。
それともう、申し訳なくはしないで、、」
『だけど、』
「なぁちゃんが私のこと本気で思ってくれてるなら
それだけでもう十分だから、
前みたいな自然と笑える2人でいたいの。」
『ごめんね、
ゆうちゃんが気にしてくれてること気づいてた』
「ううん、なぁちゃんの気持ちも分かるし、」
『ほんとに申し訳ない気持ちしかないけど、
ゆうちゃんには前みたいに笑っててほしいから』
「うん、なぁちゃんもだからね?
あのとき、私の隣で笑ってくれてたのは
嘘じゃないでしょ?」
『うん、嘘じゃないよ、』
「なぁちゃん、改めて、よろしくね?」
『ゆうちゃん、ずっと大好きです。
ほんとにたくさんのごめんなさいと
これからたくさん愛受け取ってください』
「うん、私以外への愛は許さないから!」
『ふふっ、絶対ないから大丈夫!』
「へへっ////」
『かわいっ////』
なぁちゃんの本当のところは分からない。
だけど、きっと、
私のことを好きでいてくれてることは
嘘じゃないんだって不思議と思えるんだ。
それにね、
なぁちゃんがどんな人でも
仮に世界中の人が敵に回ったとしても
私がなぁちゃんを好きな気持ちだけは変わらないって
その自分の気持ちも確かなものとして
信じられるからもう迷わない。
これから、本当の私たちを
お互いに知っていけばいいよね。
続