先日のドライブデートでは

だんなさまとたくさん話をしました。

 

車内のBGMは

6月の父の日にプレゼントした

尾崎豊のベストアルバム。

 

少し背伸びをした中高生の頃を思い出すそうです。

 盗んだバイクで走り出す~♪

 行き先もわからぬまま~♪

 

と熱唱しているだんなさまに

 

そういえば、家出をしようと思ったことってある?と聞いてみたら。

 

即答で

「ない!」

 

えーー?ほんと?

 

 

普通は

反抗期あたりにちょっとあるもんなんじゃないの?

驚き~。

 

私は

数えきれないほどあったよ~。

お菓子を毎日ちょっとだけ残して

自転車の前カゴに隠して、洋服をまるめて小さくして。

 

いつでも飛び出せるようにしていました。

 

盗んだバイク、じゃなくて

自分の自転車で・・・だわね。(笑)

 

出てけ、と怒鳴られて

家から閉め出されたことは数えきれず。

 

あ、ちなみに

これは母ね。

 

鬼の形相で

私の髪の毛をつかんで 頬を叩いて

ドアの鍵を閉められても

 

私は屁とも思わなかった。

怒ったり泣いたりするだけ損すると思っていた。

 

あ、ちなみに

これ、団地住まいの時です(笑)。

周囲の家には丸聞こえだったんじゃないかしら。

 

今なら児童相談所に即通報されていたと思う。

 

 

そうそう、だんなさまの話だったっけ。

ついつい道を外れました。

 

家出なんてしようと思わなかったのは

そういうことをする勇気がなかったのと、

出ていってもどこに行けばいいのかわからなくて

 

不安だったからだそうです。

 

・・・・

本当にあなたは愛情にあふれた家庭で育ったんだねえ~。

 

 

もちろん

悪いことをすれば、厳しく叱られたとのこと。

でもそれはちゃんと理由があって叱られているから当たり前、

謝るしかない、

と思っていたんだって。

 

 

なるほど。

私は常に 理不尽だ、不条理だと思っていたから

家を出てやる!って思ってたのね。

 

納得。

 

そんな愛されキャラのだんなさまが

52歳を過ぎて

私の隣で『15の夜』を熱唱しているのが なんともはや・・

 

なかなか面白い。

 

♪               ♪

 誰にも縛られたくないと

 逃げ込んだこの夜に 

 自由になれた気がした 15の夜

♪               ♪

(歌詞の一部をお借りしました)

 

 

 

今時、こういう人はいるのだろうか・・↑