一昨日だったかな。

だんなさまが何かが入ったビニール袋を持って帰ってきました。

 

なんだろう?お菓子?

それとも果物かしら。

 

たまにお客さんから

色々頂くことがあるので、お土産が楽しみな私です。

そしたら

 

「見ない方がいいよ!」

 

え?何?

 

 

鯛が一匹入っていました。

 

また?

また鯛?

 

もーーー、いらん!

冷凍庫は鯛の切り身でいっぱいです。

処理しきれなかったアラもたーーんまりあります。

 

どうやら

ご夫婦で鯛釣りに出掛けた方が

先日だんなさまがお裾分けしたお返しに、ということらしい。

 

鯛に鯛

鯛に対

タイタイ

 

タイじゃないものが良い!牛肉とか!牛肉とか!牛肉とか!!!!

 

 

がっくりしてしまった私を見て

だんなさまが すぐに捌くからね、と

デッキの電気を点けて

 

外でやり始めました。

 

なぜに外?

後ろから熊が来たらどうすんのよ?

 

 

 

匂いに釣られて来ちゃうかもしれないじゃん?・・・><

 

でも

先日の鯛15匹を半日以上かけてキッチンで捌いたあの時の

家の中の匂いは・・・

 

とりあえず熊が来てもだんなさまが食べられてしまうだけなので

諦めよう

二人分には手頃な大きさの1匹だけだから

さして時間は掛かるまい。

 

鯛の骨って

出刃包丁じゃなくてナタを使った方が良いぐらい

太くて手強いのです。

 

だから大きいととっても時間がかかるのよ。

 

 

30分ほどで終了。

よかった。

 

で、アラは捨てるよね?

と控えめに口に出したら

 

もったいなあ・・・

 

 

何事も

『捨てる』ということが嫌いなだんなさま。

 

私は

ガンガン捨てるタイプです。

躊躇なく。(後でちょこっと慌てることがある・・・)

 

 

アラを大事にすることは良いけれど

あなたが調理してね、と言っておきました。

 

はい、鯛スープの出来上がり~♪

 

 

でもだんなさまはこの先をどうしていいのか

わからないのよね。

やりきった顔をして

ダシが取れた、美味しい、美味しい、と

味見して喜んでいるだけ。

 

・・・

 

 

やっぱり家の中は

魚の匂いがーー。

窓を開けて換気したけどなかなか抜けませんでした。

 

その晩の私は

うんうんうなって

たいそう苦しそうに寝ていたそうです。

(だんなさま 談)

 

 

あ、身の方は

塩焼きとお刺身で美味しく頂きました。

 

でももういらん!