やっほっほっー!ほーとらんらんらん!よーろれいっひー!スイッツランドのジュネーヴへ行ってきました。



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レマン湖から吹き出す140mの噴水で有名ですね(前に来たときは雪で凍って稼働してなかった)



ジュネーヴはフランス語圏の都市だけど、みんな英語がペラペラ(とくに若者)。なぜなら国連関連の団体の本部や欧州事務局が立ち並び、スイス銀行秘密口座を利用するために世界中から人が集まる国際都市だからです。



それだからか、ジュネーヴの人ってみんな優しい。というか、なぜだかいつも上から目線のフランス人と比べて、スイス人には温かみを感じます。トゲトゲしているパリから行くとホッとします。



そんなスイスとスイス人が大好きなレ・ロマネスク。波長が合うのか、呼んでいただく機会が多いです。ありがとう。今回は「360˚」というスイスの雑誌の100号記念パーティでパフォーマンスしてきました。



会場は、
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市内中心部にあるこんな素敵な建物



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ポスターの貼られた玄関を入ると



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エントランス部分があって



Salle4
ロビーがあって



Salle3



メインステージ&バー部分



広い!でかい!おしゃれ!



スタッフとして働く雑誌の編集部の人たちは、ほとんどがヒゲでマッチョの男性だし、もう一組のライブゲストは、150kgの巨漢ヒゲドラァグのイタリア人(ハードトンちゃん)だし、濃いメンツ盛りだくさん!22時の開場が待ちきれない!



とはいっても、22時開場と告知しておいても集まり始めるのは24時過ぎてかららしい(これはスイスでも同じなんだね)ので、サウンドチェックを終えたらいったんホテルに戻って食事、のち再び会場へ。



着替えて、楽屋(地味)でパチリ





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ライブパフォーマンスは、レ・ロマネスク0h30、Hard Ton1h30だそうです。行ってきまーす!



さて、ライブの出来はというと、



若い経験不足のスタッフのミスで、オープニングで照明が真っ暗だったり、マイクが入ってなかったり、ハウったり、何度も同じ曲がかかったり、途中でテンポが速くなったり…といったアクシデントが重なり、100%の出来ではなかった(どちらかというと不本意だった)のですが、1600人のお客さんから割れんばかりの拍手喝采をいただきました。うれしい限りです。これで明日に向かって頑張ることができます。



楽屋に戻ると、出番を待ってたハードトンちゃんが「最高だったよ。すごい歓声だったね」と優しい言葉をくれて涙が出そうになりました。



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こんな格好だけど(てか、人のこと言えないけど)



ハードトンちゃんは、8月末のレイヴイベント「WIRE10」で横浜アリーナを騒然とさせたので日本でもご存知の人がいらっしゃるかもしれません。ドイツのGIGOLOレコードからデビューしたイタリア人シンガーで、ポスト・ディヴァインとして世界的に注目されている男性なんです。



お互いに同じような仕事場で活動しているのもあって、名前だけは知ってたんだけど会うのは初めて。3日前に「あんたら、ウケる~、好きだわ~、会えるのちょー楽しみ~」みたいなノリのメールが来たので、「あたいらもあんたのスタイルが好きよ~、音楽のスタイルも体のスタイルもね~」と返信。



Hardton1




ステージ拝見。予想以上に歌がうまいー。そして顔に似合わず、口パク芸かと思うほどプリティなガールズボイス!彼は「歌のうまさ」が売りだったんですねー。



聞くと、サン・セバスチャン(スペイン)国際エレクトロミュージックフェスティバルや、ランス(フランス)クィアパフォーマンスフェスティバルなど、去年レ・ロマネスクが呼ばれたイベントに、今年ブッキングされまくってるし、今年4月に飛行機が飛ばず(アイルランドの火山灰のせいで)やむなく出演をキャンセルしたボローニャのイベントの常連らしいし、きっとまた近いうちに一緒することがあるでしょう。



これからも仲良くね、と言ってお別れ。



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愛するジュネーヴの人たちも、アビアントね!