ささみさん@がんばらない 1巻 | 映画鑑賞やサッカー、読書、アイドルなどなど

ささみさん@がんばらない 1巻

ささみさん@がんばらない (ガガガ文庫)/小学館

2012 11/30

60点





来年1月開始のアニメ予告がおもしろそうだったので、放映前に予習のために読んでみました。


涼宮ハルヒと生徒会の一存シリーズはアニメきっかけで原作を読みましたが、アニメ視聴前にライトノベルを読んだのは初めてでした。


 タイトルとささみさんは引きこもりでやる気がないというくらいの情報から、ゆったりしたほのぼの系かなと思ってました。


 内容は想像してたのと全然違い、解説でも示されましたが3姉妹が改変された世界を戻すというもろ涼宮ハルヒな感じでした。
そのためか、初めは登場人物の設定が苦手かなと感じたが、かなり読みやすかった。


苦手な感じの設定も最終章で明かされ、ああそういうことなんだと納得。


最終章は短いなと思ってたら、真相が明かされるとその後はあっさりしててもうちょっと見たかったかな。


 著者が一人称と三人称が入り混じるのは実験的と書いていたし、終わり方が次へ繋げるような感じだったし次巻以降が楽しみですね。



 がんばれないのは勘違いな部分があったにせよ、ささみさんが兄のためにがんばる決意をした場面は泣いてしまったし一番心に残った。