ラーメンと愛国
- ラーメンと愛国 (講談社現代新書)/講談社
- ¥798
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2012 11/28
53点
図書館でタイトルに惹かれ著者の名前も知らずに読んでみました。
ラーメンは好きだが、インスタントラーメンやカップ麺を月に一回食べるか食べないかの好き度合いである。
主なテーマは、前半のラーメンが戦後に国民食と広がって行く過程、後半の近年のラーメン屋事情であり知識としてとても興味深かった。
ある事柄の例えるために他の事柄を持ち出すが、そっちの事柄の解説が長くなったり脱線してしまい全然関係なくなったりする部分があったのがかなり気になった。
中国から伝わったと言われるが、ラーメンという名前が使われ広まったのは戦後になってからであるらしい。
戦後すぐの時期、日本での不足した米食とアメリカでの小麦粉過剰、ある男性の事業挑戦に大量生産時代などが関わりラーメンが広がっていく経緯は綿密に作られたドラマのようでおもしろい。
さらには、国民食と広がっていく中やその結果として人々の記憶の中やドラマ、漫画におけるラーメンがどのような存在なのかを見ることで国民食と言われるゆえんを再確認できる。
近年のラーメン道が広まった経緯には先駆者の影響だけでなく世界の事情や日本外食産業形態の変化が関わっていたこと、ご当地ラーメンが登場した経緯などラーメン自体の考察も知識として面白かった。
ラーメンの本というのを呼んだことがなかったので、歴史や現状を知るには広げ知識を知れ良かったと思います。
また興味を出れば、もう少し狭く深く書かれる本を読んでみますかね。