
あらゆる生命は目に見えぬ糸でつながりながら、それはひとつの同じ生命体なのだろうか。
木も人もそこから生まれでる、その時その時のつかの間の表現物に過ぎないのかもしれない。
いつか読んだ本(『ものがたり交響』谷川雁)にこんなことが書いてあった。
爐垢戮討諒質は化石であり、その昔は一度きりの昔ではない。
いきものとは息をつくるもの、風をつくるものだ。
太古からいきもののつくった風をすべて集めている図書館が地球をとりまく大気だ。
風がすっぽり体をつつむ時、それは古い物語が吹いてきたのだと思えばいい。
風こそは信じがたいほどやわらかい、真の化石なのだ
-『イニュニック〔生命〕』「雪、たくさんの言葉」星野道夫著-
今日、カシスさんから教えて頂いた星野道夫の番組を見ました。
明日は「あの人に会いたい」12月10日(日)で別な放送もあるので楽しみです。
本を読んだあとに、テレビで放送されると教えて頂いて・・・偶然の必然を感じます。
風が古い物語だなんて考えたこともなかった。まさにそのとおりだと思う。
やさしい風に吹かれたなら・・・地球の記憶を辿りたい。。
番組のエンディングで流れた星野道夫の言葉を記す。
「人間の一生が如何に短いものかと感じてとって欲しい。
自分の持ち時間が限られていることを本当に理解した時、
それは生きる大きなパワーに点火する可能性を秘めている。
そしてもうひとつ、好きなことに出会ったならそれを大切にしていって欲しい。
こんなことをやってみたい、いつかこんなふうに生きてゆきたい、
そんな漠然としたあこがれを大事にしていって欲しい。」
※写真は「チリン♪草」chilin.exblog.jpさんのものです。