売名のむくい

 主義をふりまわせば、つまずいたときには、その主義の名で非難される。

 道徳を看板にしていれば、過ちをおかしたときには、その道徳の名で責められる。

 君子の生き方としては、悪いこともせぬかわり、善行で名を売ろうとせず、心の平安だけを守っていくのがいちばんなのである。


 お説ごもっとも。






ガーベラ

キク科