熱しやすきは冷めやすし

 

 感情の高ぶりにまかせて、事をはじめようとすれば、感情が静まるにつれて、関心がすぐに冷めてしまう。これでは、限りない前進など、とうてい望めない。

 そのときの気分で安易な悟りを開いてしまえば、気分次第であるいは悟り、あるいは迷う。これでは永遠の悟りなど、とうてい得られるものではない。

 

 お説ごもっとも。

泰然自若言う事やな。