聡明をしりぞけ、紛華を謝す


 利口ぶるのはやめて、無骨な素直さを守り、自分の本心を見きわめて、これを伸び伸びと発展させよう。
 華美なくらしには背を向けて、さっぱりとした境地に安んじ、そのすがすがしい生涯を長く天地にとどめよう。

 おせつごもっとも。