菜根譚 37 聡明をしりぞけ、紛華を謝す。聡明をしりぞけ、紛華を謝す 利口ぶるのはやめて、無骨な素直さを守り、自分の本心を見きわめて、これを伸び伸びと発展させよう。 華美なくらしには背を向けて、さっぱりとした境地に安んじ、そのすがすがしい生涯を長く天地にとどめよう。 おせつごもっとも。