私の息子は2歳のときに自閉症と診断されました。
今は特別支援学校に通う小学1年生です。
診断されたときはいっぱいいっぱいだったこともあり、記憶があいまいなところもあるのですが当時を思い出しながら、いろいろとやってみたこと、ジタバタしたことをゆる~く書いていけたらいいな、と思います。
少しおかしいのかも、、、と思ったのは1歳半健診のとき。
順番が回ってくるまで(コロナ前なので大人数で待ち時間が長かった)他の親子は座って絵本を読んだりしていたのですが、息子はずっと通路や階段を歩き回り、ずっと追いかけていました。
長かった健診が終わりに近づき、「何か心配なことはありますか?」と聞かれ、「まだ発語がないんです」と答えました。
その後、心配なことがある人のみ別室に通され、保健師さんとの相談になりました。
お部屋の真ん中におもちゃコーナーあり、親子で遊びながら待てるようになっていました。4隅に机と椅子が置いてあり、順番が来たら呼ばれてその椅子に座って相談する形になっていました。
待っている間にも子供の様子を観察されているようでした。
順番が回ってきて、保健師さんが息子にいろいろと話しかけながらボールを投げたり、おもちゃを渡して遊ばせてみたりして反応を見ていました。
そこで言われたことは
「言葉を話し始める時期は個人差があるので気にしなくていいと思うのですが、話しかけても目が合わないことが少し気になります。まだ小さいですし、様子を見られてはいかがですか?」
とのことでした。
聴力に問題があるかどうかも聞かれましたが出生時の検査で問題なかったこと、生活する中で耳が聞こえてないようには見えなかったので、そのようにお伝えしました。
確かに、息子に話しかけても反応がありません。遊びに夢中になっていて、聞こえていても無視しているだけだと思っていました。
3ヶ月後も健診のフォローでまた発達について同じ相談をする機会をいただきましたが、同じように「もう少し様子を見てもいいと思います」という回答でした。
2歳になっても1歳半の頃とほとんど様子が変わらず、1歳半健診からずっと相談しても「様子を見ましょう」で何も進まないことにモヤモヤしていたので思い切って近くの大学病院の小児科を受診することにしました。
その大学病院で発達検査を受けて息子に発達障害があることが分かったのです。