『交響詩篇エウレカセブン』

 

 

原作

BONES

 

監督

京田知己

 

シリーズ構成

佐藤大

 

キャラクターデザイン

吉田健一

 

メカニックデザイン

河森正治

 

あらすじ

 スカブ・コーラルと呼ばれる珊瑚のような大地が地表を覆い、目に見えない未知の粒子トラパーの波が大気中を漂う、とある惑星。

 

 英雄の息子として片田舎に住んでいた14歳の青年レントン・サーストン。巨大化した父親の虚像に圧迫感を感じながらも、トラパーの波に乗り、リフティングすることにより、生を実感していた。そんなある日、彼の住む小屋に一体のロボット、ニルヴァーシュが降り立つ。パイロットは青い髪と目をしたミステリアスな少女だった。その出会いがレントンの未来を変える。

 

 

感想

 スカブコーラルに覆われた大地。スカパーが舞う大気。サーフィンのボードを模したリフボード。それに乗る人々。世界は平和そうに見えるが、戦争が見え隠れする。

 

 

 軍事国家に対抗する勢力。月光号。魅力的な乗組員。男女の恋愛。宿った新しい生命。

 

 人類に興味を示すなぞの生命体。その血を引くエウレカ。彼女に惹かれるレントン。二人は異種としての恋愛に葛藤しながら、距離を縮めていく。

 

 

 そして、賛否が分かれるラストを迎える。

 

 

 僕は今まで『エウレカセブン』はエヴァの二番煎じだと思っていた。90年代後半から始まったセカイ系の怒涛の流れによって作られた作品群の一つと思っていた。しかし、違った。月光号の乗組員の日常、恋愛、性的行為を示唆する描写が作品に深みを生んでいた。徐々に成長していく乗組員たちが素晴らしい。

 

 

またアニメが見たくなった。僕の心にアニメ熱を吹かせるだけの熱量を本作は持っている。