『禁じられた遊び』

Jeux interdits

 

監督

ルネ・クレマン

 

脚本

ジャン・オーランシュ

ピエール・ボスト

ルネ・クレマン

 

製作

ポール・ジョリ

 

出演者

ブリジット・フォッセー

ジョルジュ・プージュリー

 

あらすじ

戦時下のフランス。ドイツ軍の空襲から逃れるために、両親と共に街道を進む幼女ポーレット。そこに戦闘機による射撃があり、両親を失う。そして、あたりをさ迷っていたポーレットは牛追いをしていた農家の少年ミシェルと出会うのだった。

 

感想

両親と愛犬。幼いポーレット。空襲。両親と愛犬の死。

 

愛犬を抱き、川沿いをさ迷う。牛追いの少年ミシェル。彼の家族はポーレットを向かい入れる。

 

 

死の概念を理解できないポーレット。愛犬の墓を作る。そして、愛犬のために様々な墓を作る。墓つくりは遊びに発展。遊びはエスカレートしていく。

 

 

 ミシェルの兄の死。兄の霊柩車から十字架を盗み、墓遊びに使ってしまう。ミシェルは嘘をつく。仲の悪い隣人がやったのだと。嘘のせいで隣人との抗争に発展。さらにミシェルは墓地から大量の十字架を盗んでしまう。

 

 そして、警官がやってきた。ミシェルはポーレットに美しくなった自分たちの墓地を見せたかった。しかし、警官たちは戦争孤児のポーレットを引き取りに来たのだった。

 

 離れ離れになる二人。駅についたポーレット。寂しさが募る。人混みからミシェルを呼ぶ声。ミシェルがいる。そう思ったポーレットは

 

「ミシェル!」

 

 と叫びながら駅の人混みに消えていく。

 

 

 僕は戦後に生まれた。だから、戦争を体験していない。

 

 しかし、戦争があったという事実を忘れてはならない。そのために『禁じられた遊び』のような映画が必要なのである。