『8 1/2』
Otto e mezzo
監督
フェデリコ・フェリーニ
出演者
マルチェロ・マストロヤンニ
アヌーク・エーメ
クラウディア・カルディナーレ
あらすじ
著名な映画監督のグイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は、新作の構想と療養のため、温泉地へとやってくる。しかし、一向に定まらない映画内容と、周りの出資者に接する苦悩だけが積もっていく。いつしかグイドは、自らの理想の世界へと現実逃避する。
感想
僕はよく夢を見る。
夢の中では、それはいくらなんでも現実的ではないだろう、という行動を当たり前にする。夢を現実と思い込む。空を飛ぶ。可愛い女の子とデートをする。スポーツ選手として活躍する。気分が良い。
しかし、眼が醒める。あ、夢なんだ。がっかりする。そして、なぜ夢を現実と思い込むんだろう、夢が本当だったら良いのに、とため息をつく。
そんな感覚を81/2からも得た。
映画監督としての苦悩。妻と愛人。過去に感じた人間の生死。宗教。トラウマ。自分の存在意義。不安。
様々な葛藤から逃れるように、過去の人々、現在関わりを持つ人々が走馬灯のように現れる。そして、彼らとの関係について考える。結論。
「人生は祭りだ」
たぶん、また観ることになる。次に観るときはフェリーニの夢から醒めるのだろうか。




