AKIRA

 

 

監督

大友克洋

 

 

脚本

大友克洋

 

 あらすじ

 第三次世界大戦が勃発した近未来。大戦で使用された新型爆弾により、東京は壊滅。新首都ネオ東京が舞台。

 

 主人公の金田は暴走グループのリーダーをしていた。そのメンバーの一人、鉄男が暴走中に怪我をし、病院に搬送される。そして、退院した鉄男はなぞの超能力を身につけていた。

 

感想

AKIRA』の前後はアニメ界の分岐点である。本作の前、アニメは子供が観るものであり、本作の後、アニメは大人も観るものに変わった。

 

ある本に『攻殻機動隊』と『新世紀ヱヴァンゲリヲン』が公開された95年はアニメが純文学を描き始めた記念すべき年だと書いていた。いや、違う。

 

僕は『AKIRA』が公開された88年にアニメの純文学化の革命は始まっていた、と思っている。