STATION

 

監督

降旗康男

 

脚本

倉本聰

 

製作

田中寿一

出演者

高倉健

倍賞千恵子

いしだあゆみ

烏丸せつこ

 

音楽

宇崎竜童

 

あらすじ

 北海道を舞台に警察官の栄次の人生を描く。

 

感想

 僕は小さい頃から昭和の匂いがする映画は好きではなかった。

 

 昔は良かった、昭和が懐かしい、とかよく言われても良かった頃を知らない。気づいた時にはバブルがはじけて世間は不景気。社会人になると就職氷河期に突入。

 

 そんなんだから、バブルを知らないとは損だな、と言われても、知らないんだから仕方ないじゃあないか、と言い返したくなる。僕はそんな世代。

 

 そんなこんなで、昭和の象徴的な俳優、高倉健の映画はあまり見ていない。しかし、いったん、自分の偏見は端に置いておいて『駅 ステーション』を見てみると、すんなり自分の中に入ってきた。

 

 耳にしたことがある八代亜紀の歌。北海道の方言。倍賞千恵子のかっぽう着。あまり喋らない高倉健。熱燗。雪。そして、幻想的な北海道の空。

 

 かなり悲しいストーリーではあるけど、誰でも口ずさむことができる歌謡曲のような映画だった。やはり偏見は良くないと思った。