3人兄弟妹の末っ子の娘は、

「軟骨無形成症」という治療法のない難病です。

(今では、時々忘れてますが😊)


2万出生にひとりの割合で生まれるそうです。


原因は約90%が遺伝子の突然変異。


症状は骨の成長障害で、

生まれた時の身長は特に小さくないのですが

手足など長い骨が伸びにくいため

成長と共に低身長が目立つようになります。


乳幼児期には頭蓋底も形成されにくいため

水頭症を起こすこともあります。

(脳神経外科にも小さい頃は受診していました)


鼻の骨も軟骨のため形成されにくく

鼻咽頭狭窄になることが多いそうです。

娘は慢性の中耳炎で低い音(声)が

聞き取りにくくなっています。

耳鼻科にはお世話になりっぱなし😅


先日、娘と同じ軟骨無形成症の8才の娘さんをもつお母様とコメントのやり取りをしました。


私も娘の病名がわかった時には、頭真っ白!

今のようにスマホでの検索もなく

(携帯もまだ持ってなかったと思います💧)

病院で言われるままに動いてきました。


時代は変わって、医療は進歩して、

新しい治療法も対処法も出来ていると思います。

IPS細胞の治験も始まっていると聞きました。


何が良いのか

何を選択すれば良いのか

あまりにも情報が少なく


古い情報ですが

少しでも何かお役に立てれば♪と

あらためて「娘の場合は」ということで

ブログに書いてみることにしました。


病児育児を頑張っていらっしゃるお母様に

少しでも何か拾っていただける事があれば

幸いです。



娘は生まれた時は

特に何も変わったことはありませんでした。


1ヶ月半検診の時...


「ちょっと大きな病院に行って診てもらった方が

 いいと思うよ」と紹介状を書いてもらうことに⁉︎


はっきり受診をする科もわからないまま

とりあえず代謝内科へ案内されました。

検査をしても病名はわからず、

内臓の健康のお墨付きを頂いて

整形外科を紹介されました。


整形外科ではひと目で先生から

「軟骨無形成症」の診断を受けました。

この病名を聞くまで約2ヶ月かかったんです💦



軟骨無形成症の方の大人の身長は

男性は約130cm、女性は約120cm

と言われています。

もちろん、個人差はありますが。


娘は2度の足の骨延長術を受けて

今は132cmくらいになっています。


1回目の骨延長術の時に

O脚が目立ってきていたので、

それも一緒に治しました。




3枚目の写真は、1回目の骨延長後です。

O脚も矯正してもらい、

下肢を5cm延ばしました。


その3年後に大腿骨の骨延長で8cm延ばしました。





今の娘です♪

こんな日が来ました❣️



病名を聞いて説明を受けた時には

これからどうしよう❗️

娘の将来は❓

考えても仕方ないのはわかっていても

いつも頭にありました。


そんな時、知り合いの方から


『子供は親を選んで生まれてきてくれるのよ✨』

この言葉で私は助けられ、支えられ、

今まで頑張ってこれたと思っています。



このお父さんなら大丈夫🎵


このお母さんなら安心💕


この家族なら楽しく成長できる✨


こんな想いで私達を選んで生まれてきてくれた😌



この言葉を胸に、子供たちの「個性」尊重の生活が始まりました。





長〜い文章になってしまいましたが💦

最後まで読んで下さってありがとうございました✨



シリーズ化します…🎵