長男には、高校で不登校になり、系列校に転入した過去があります。

長男は、和太鼓部で頑張りたくて大きな希望を胸に入りました。
全国で1番になったこともある高校なので、当然練習はハードなんですが、仲の良かった子が次々と脱落し、気づいたら長男ともう1人の男の子と女の子だけになっていました。
この状況なので、3人団結して仲良く........とはならず、男の子も女の子も先輩とつるんでしまって長男は一人ぼっち。
部活はハードだし、いつも一人だなという気持ちを抱えながらも、長男なりに一生懸命過ごしていましたが、やはり辛そうな兆候が出てきて私は顧問や、部長候補の2年の子に掛け合ったりと長男がつぶれる前に予測して動きましたが、皆さん、それほどその時は、重要さが分からなかったようで、何も長男の環境は変わりませんでした。

そして、高校1年の9月位にいよいよ駄目になってから、先輩方が慌てて声をいろいろ掛けてきてくれましたが........
もう、遅い。
今さら遅いよ........と思いながら、長男と話し合い、転入という道を決断しました。

今、一緒に習っている太鼓団体の子がかつての長男が在籍していた高校和太鼓部に入部したそうですが、部員も少なく、かつての勢いは全くないようです。
部長も優しいし、定期的に教えに来る怖いおっさんも怖くないと........。

どうやらみんな、すっかりやる気をなくしたらしい( `^´* )フンッ

旦那とあの和太鼓部、うちの長男を失ったからバチが当たったんだねと話しました。
長男は、唯一笛もできるし、チャッパも頑張ろうとしてたのに。

うちの長男をなくした和太鼓部。
うちの長男の存在の大きさに、もっと早く気づいて欲しかった。
我ながら性格悪いけど、いい気味だなと思ってしまいました。

そして今の長男は、今の高校でもいろいろ困難がありますが、一生懸命毎日学校に通ってくれています。