私が一体歳がいくつの時だったか忘れてしまいましたが、K兄ちゃんは、ある日親戚の子と言って25歳位のれいなと言う女の人を連れてきました。
別に綺麗ではないけど、見た目がギャバ嬢っぽい人でした。

K兄ちゃんはトランプをやると言って、母とK兄ちゃんの寝室へれいなと入って行きました。
(う〜ん、怪しい)(゜゜;)

私は、こっそり扉に耳をすましました。
キャハハハ。
れいなのはしゃぐ声と楽しそうな二人の声が聞こえて、ますます怪しいと思いました。

母は、そんな事とは知らずに、彼らのために食事を一生懸命作っていました。

母が可哀想になりました。

そのあと、れいながうちに泊まってったのか記憶がありませんが、K兄ちゃんは、それ以来家に帰って来なくなりました。

確か、母はK兄ちゃんにれいなと暮らすから出てくと言われ、「行かないで。」と取り乱していた記憶があります。
私は、K兄ちゃんと別れればいいのにと思ったけれど、母はその時はK兄ちゃんの事がまだ好きだったようでした。

そして、しばらくするとK兄ちゃんは帰って来て、母にれいなとしばらく一緒に暮らしたけれどもうまくいかなかったと説明したようでした。

母は…、K兄ちゃんを許して、また3人で暮らし始めました。


そして時が経ち、K兄ちゃんと暮らし始めて10年目になっていました。
私は、もう社会人になって看護師として働いていました。

そして…また、K兄ちゃんが家に帰らなくなっていました。
母は、毎日悲しそうでした。
そんなある日
母「よっちゃん、悪いけどお金かして貰うことできない?」と言われました。
私「…。どうしたの?」
母「お父さんがね、会社のお金使いこんじゃったから、それを穴埋めしなきゃいけなくて…。」
私「いいよ…。別に返さなくてもいいよ。」と母に言いましたが、母はその後お金を、ちゃんと私に返してくれました。
母は定期貯金など解約して一生懸命お金を会社に返しました。

K兄ちゃん、その時お菓子の材料の配達の仕事をしていました。
仕事はできる人だったので集金係に昇格したそうです。
お金が常に手元にあったのでつい、お金に手が出てしまったようでした💦

私は24歳になっていました。
K兄ちゃんは、私の結婚式だけに出席しに来て、そのまま本当に姿を消しました。

母は、やっとそんなK兄ちゃんに愛想がつきたようでした。

まぁ、こんな感じで母はこの後もいろんな男の人と出会っていきますが、男運が悪いのは今も変わっていません。

今はもう義実家にいるのでそんなに母の影響はありませんが、本当、親は選べないのでいろいろ巻き込まれて大変でした。
やっぱり自分は子供なので、母の決断に着いていくしかなかったし。
後に、この経験がまた私を苦しめる事になるのを、今この記事を書いてて気づきました。

それはまた今度お話しします。

暗い話しばかりしたので次回は、次男のお話しにします🙇