冬も近づき雨が降るたびにこれからの季節は気温が低くなっていく。。。


10月2日

月末で今週はとにかく動き回り

疲れ果てていた。

それでも週末で明日釣りが出来るとなると

不思議と疲れを感じなくなる。


夜のうちにフィールドへ向かう。

途中セイコーマートでビール一缶に

朝のおにぎりやお茶などを調達する

いつも寄る田舎のコンビニ。

時刻は22:00過ぎだ。

店員さん[また釣りですか!?]

僕[そうです!じゃないとこんなところまで来ないっすよ!]

などと何度も顔を合わせてるうちに普通に会話をするくらいの仲にまでなるほど通い詰めている笑


そしていつもの車中泊の場所はついて

Netflixで映画をつけながら

メインとリーダーを結んだり

次の日の仮説を立てながらビールを味わう。

臆病の僕は正直この場所での車中泊は

どうも慣れない。

何故なら強制労働者など、

いろんな方達が亡くなられてる場所でもあるからだ。


そして気づけば眠りについた。


明くる日の

5:40頃に目を覚ました。

やべ。。寝坊した。

とりあえず眠い目を擦りながら

豆を挽きお湯を沸かす。



寝起きコーヒーでとりあえず目を覚ます。

外のこの寒さが心地よい。


早速釣り支度を進めて川へ降りて

キャスト開始。

水温は12.3°c

まだまだ許容範囲。

しばらくキャストするも何も無いので

車で次に目星をつけてたポイントへ移動

突然大雨が降り出しやむなく

車で待機することに。

やっとお腹が減ってきた。

しばらく雨も止みそうにないので朝食をとりながら

アメダスレーダーを眺めるとすぐ止む予定だ。


30分後くらいに

雨が止んで次は晴れてきたので

釣り開始。

瀬頭の緩い場所にアップでキャストをする。

距離にして40メートルくらいだろうか。

ジョイントのサーフェイスルアーに

アクションをかけながら流れに逆らわずナチュラルに流してくる。

あまりこういう流し方をした事はなかったが

なんだか不思議としっくりきて

これだ。!という感じがした。

また続けて1〜2投キャストしてみる。

次は時折少しラインテンションを落として

頭を下げるように。


そしてゴン‼️‼️

イトウの強烈なバイト。

またしても乗らず。。

ここでバイトが。。
その後も数頭同じ様に流すも2度と出ることはなかった。

その後は自分が目をつけてたポイントを
何箇所か回ったが
アメマスが4匹釣れて終わり。

帰りがけに寄った
バカでかい鯉もいる川へ寄って
橋の上からやると
またしても鬼がバイトしてきた。
こんなところ。
昨日は全体的にイトウは瀬の中についてた印象。
淵というよりは瀬の中。
何箇所も何箇所も足を運んでは失敗を繰り返して
やっとこの川の特徴や状況対応など理解してきた。
何も分からず下から上へとにかくしらみ潰しに
開拓してきた成果が徐々にあらわれになってきている。
少しずつイトウに近づいてると感じる。
常に年月日はもちろん気温、天気、水温、
水量、濁りの色などを,メモしているので
情報量が増えれば増えるほど引き出しが増える感じがする。

それにしても今年は
釣果に恵まれない年で
いわゆるスランプに陥っている。
苦戦をしながらも川へ立つが
未だ打開策が見出せなく、
迷宮入りし続けている状況。
これで1匹でも釣れてくれれば
まだ状況打開は出来るのだろう。
その1匹が今は遠い状態で苦しい。
こんなに歩いて成果は無いし
バイトだけで釣れる気がしなくなってくる。。
毎回そう思えてくる。
だがめげずに川へ通おう。
次はスランプの壁をぶち壊せるような
イトウを釣る為に。。

きっと次のブログは
道東へ行ったときに書くだろう。

猿払イトウの会や新聞などで最近取り沙汰された

イトウの大量死問題について

イトウ初心者ながらも深く考えさせられた。

渓流釣りを始めて22年弱だが

イトウ釣り師にシフトしつつあるからだ。


魚を良く知っているのはやはり学者や専門家。

だが本当の釣り師もそれに劣らないほど

魚や自分が専門としている魚種には詳しい人はたくさんいる。

更には魚をいぢめるのも釣り人であり

魚を1番考えているのも釣り人であると考えている

矛盾を生む様な発言ではあるが

本当にそういうことなのだ。


魚を水につけてリリースや

シングルフック、バーブレス、

魚を陸にあげないのは勿論

蘇生して元気になってから返すなど

挙げればキリがないが魚をいぢめる釣り人の最低限の魚に対しての敬意だと僕は思う。


話は逸れてしまったが

色々考えさせられて

来年の産卵明けの6月くらいまでは

朱鞠内湖から上のイトウはお預けのつもりだ。

来年の状況を見てまだ駄目そうならさらに先延ばし

弱っているイトウ達を

釣り人の手でさらに追い打ちはかけたくない。

こればかりは完全に自分の考えであって

他人に押し付けるつもりもない。



あとは数少ない道東のイトウなどをターゲット

細々と活動を続けるのみ。


8月9日 気温15°c

昨夜に深酒をしてしまったせいで

アラームをかけていたが気づかなかった。

つまりは

寝坊です。


朝が苦手な兄さんに起こされてしまった。

朝早いのは得意なはずなのに。。


窓から外を眺めると

外は本降りの雨。

水量がどれくらい増えてるのかが心配だ。

そんなことを考えながら足早に用意を済ませて

車に乗り込む。


川に向かえば向かうほど雨足は強さを増して

車のフロントガラスがバタバタと音を立てる。


フィールドについた。

水温14°c

早速橋からを川を眺めると

幸いにも水量は少し増えてるだけで

十分釣りになる事に安堵した。


着替えて昨日90オーバーを見たポイントに

エントリーしたがその区間にはイトウの姿はもうなかった。

夜のうちに上に昇ったのだろうか。

そこからポイント二転三転と移動を繰り返した。



こんないかにもいそうなポイントにもイトウの姿はなく

イワナの姿も見当たらない。

兄さん『絶対着いてるポイントなのに今年はなんかおかしいねぇ』

そんなふとした言葉に何で自分は縁がないんだ。。とガッカリする。

でも兄さんは前向きであそこがダメならあそこ。

あそこもダメならあそこ。

この川だけで10箇所はあるから次行こ!と

僕の不安を和らげるように優しく言ってくれる。

そんな言葉を信じて兄さんの後をくっついて

ランガンしまくる。

そして車で移動。

兄さんの積極性に圧倒されながらも

『最悪釣れなくても次また来ればいい』

そんなマイナスオーラ全開なことを心の中で思っていた。

兄さんには申し訳ないけど🤦‍♂️🤦‍♂️笑


そして運命のポイントに着いた。

時刻は16:37分

早速最初のポイントで

ラパラCDJ11をキャストする

半ば諦めながらキャストして

よそ見をしていた。


兄さんが突然

『うぎゃぁぁああ‼️今のイトウだぁぁあああ‼️‼️』と

突然2歳のイヤイヤ期真っ最中の息子と同じように

叫びながら倒れ込んだ。

↓これがよそ見してた決定的瞬間


僕はよそ見をしていたので全く気づかなかった。

殺気が消えてたせいかやっと顔を出してくれたイトウ。

でも幸い針にはかかっていない。。

その後も2投程同じルアーで

川岸スレスレを通す。

一回だけ水面が割れた程度でそのあとは皆無。




でも間違いなくここにイトウはいる。

殺気立たないよう期待しすぎず

ルアーを5cmにチェンジする。

そしてキャスト。

また水面が割れた次の瞬間

針にかかった。



それでもまだアワさを入れずに

重みが乗ってから鬼アワせを入れた




ガッチリフッキングした

その瞬間


ジリジリィィィイイイイ‼️‼️‼️‼️‼️

ドラグが緩すぎて走られるも

そこは渓流で百戦錬磨の僕はすぐ

ドラグ調整で立て直す

両側は1.5mくらいの間隔しかない。

何故なら両サイドにブッシュが張り出しているからだ。


兄さんが超高級ロッドの

ホンナミロッドをぶん投げて湿原の川に飛び込んでくれた。

ネットを持ってきていなかった為

ハンドキャッチする必要があるからだ。

イトウは釣れないと思いネットは車に置いたまま笑

もう完全にやる気スイッチオフでした笑


そして兄さんも腰まで埋まって身動きが取れなくなり

僕もテンパる。


ロッドを木に巻きつけて兄さんを助けに行くべきか。。

そして叫ぶ。

俺助けに行ったほうがいい⁉️⁉️⁉️

兄さん『いや大丈夫!ロッド離さないで!魚いなしてて‼️』と

そしてブッシュに巻かれないように必死に魚とやり取りをする。

頭を水につけない。

魚が復活してまた走り出してしまうから。

釣り人なら常識的な知識で

魚の頭を水につけないように攻防を繰り返して

ようやく落ち着いてくれた。

そして兄さんがハンドキャッチしてくれた。。


涙が出そうな瞬間だ。

こんなに釣りで感動したことはない。

大袈裟ではなくて本当に。



↑幸い兄さんが撮っていたてんやわんやなシーン。笑



そしてこれだ。




嬉しすぎて2人ともうるうるしていた。

道東のイトウ。サイズは63cm

これはサイズ問わず本当に嬉しい一匹。

よく俺はメーターイトウ釣ったけどねなどと

マウント取ってくる人がいるが、

そんなサイズにしかこだわらない釣りは

本当に虚しく寂しい釣りでしかない。

そんな人は本当の釣り人だとは思わない。

その感情は渓流釣りで培った。

一匹との出会い。

それを釣るまでの過程や

それを釣るまでの苦労、労力

歩いた距離数。

全てが重なってこういう達成感があるのだ。


その過程を楽しめなければ

それはただの『ニワカ』な釣り人だ。


その後も小イトウ一匹を追加した。

これもまだまだ将来有望なイトウ。

逞しくなってまた遊んでくれ!

そんな思いを込めてリリースした。




そして気がつけば外も暗くなってて

最終日の釣りは無事終了した。


胸が満たされたまま帰路に着く。

嬉しさのあまりワインを購入して拠点に帰った。

ビールもいつもより進む🤦‍♂️💦

ワインは1杯しか飲まなかったが。笑

兄さんのお母さんが1人で一本飲み干してくられた😊

本当に最高な家族だ。

僕の道東のもう一つの家だ。

そして気づけば寝落ちしていて

朝になっていた。



感謝してもしきれないほどのおもてなし。

本当に大好きな家族です。

出会えた事に感謝。

これからも一生大切にしていきたい人達です。

それもイトウが引き合わせてくれた縁なのかな?

もう釣りという趣味を通り越して

本当に大切な人達です。


兄さんありがとう‼️‼️



end




悔しさが残るまま次のポイントへ。


自分の心を反映してるかのように

ザーザーと雨が降り始めていた。

自分がよそ見をしていたせいで

綺麗な魚体のイトウをバラしてしまった。

水深は2.4m程。

おそらくフォール中にルアーを喰ったのだろう。

あたりの感じはせなかった。

でも何故気づいたか?

よそ見からルアーに視点を戻すと

75〜78くらいの魚体が

ルアーを咥えてラインが横のボサへ移動してたからだ。

アワせた時にはすっぽ抜け。

やってしまった。

憧れのイトウをこんなニアミスで取り損ねてしまうなんて。。



次のポイントへついたが

心ここに在らず。

でもクヨクヨしてる暇はない

どこに潜んでるかわからないのだから‼️


兄さんのアドバイス通り

イトウの着き場にピンポイントへキャストして

フォール。


1投 2投。。。

投数を重ねていく。

出てくるのはイワナとニジマスばかり。

なかなか顔を見せてくれない。

やはり道東のイトウに憧れるのは

その難しさのお陰だろう。


昔父が猿払へ帰ってくるたびに

僕に釣ったイトウの写真を見せてきては

目をキラキラさせて僕に色んなことを

言ってたのを思い出した。

歳はまだ4歳くらいの頃。

古い記憶なので何を言っていたのかは覚えていないが

あの親父のキラキラした目をいまだに覚えている。


僕も2歳の息子に対してこんなことになるのだろうか笑


そんな妄想をしながらキャストを続けていたら

倒木の下に90〜95cmくらいはあろう

イトウが。

でもどこか目があったように感じた。

物音を立てずにしゃがみ込む。

あの巨大をどう釣るか。

突然のイトウとの鉢合わせに

頭が真っ白になりどうアプローチを決めていいかわからない。

ブッシュや立木でしゃんでいてはキャストができない状況。

これだから湿原河川にハマってしまったのだ。

そう簡単には釣らせてくれないこの楽しさ。

でも今はそんなことを考えている場合ではない!





早速後ろへ這いつくばりながら後退りして

キャストをする。


イトウは!!!!!
























ルアーを見た瞬間逃げていったのだ。

やっぱりさっきイトウと目が合ったのは

気のせいじゃなかったのか?

人が入るような場所では無い。

何故なら少しも草木が踏み倒された痕跡がないからだ。

もしかしたら下流で釣られたのか⁉️

それは大いにあり得る。


そのイトウの後を追う。

どこへ隠れてどこへ着くのか

兄さんは言った


イトウのルートはあーだよこーだよと。

確かにその通りイトウはそのルートを通って上は上へと悠々と泳いでいく。

あまりルアーを見せてはスレてしまうので

ルアーをキャストするのはやめた。


次のイトウを探す。


ひたすらルアーをキャストして

次のイトウを探すが出てくるのは

イワナばかり。


ある途端からそんな

無限に出てくるイワナが出なくなってきた。



これはもしかして?

そう思ってまた目を凝らす。




案の定川のど真ん中に70くらいのイトウが居たのだ。

でもなんかこれは買わない気がしたが

それでも一応キャストしてみる。

案の定何も興味も示さずに

逃げていったのだ。



悔しさが募るが

次の日も諦めずに川に立とう。


そう思い帰路に着いた。


兄さんの家に着いてからは

イトウについて何時間も語り続けた。

初心者の僕は

イトウについて語るというよりかは

質問攻めで。笑

それをめんどくさがらずに

全て答えてくれる兄さん。


兄が欲しかった僕には

丁度よかった。

本当の兄のように思える存在で

心から尊敬できる人が居てくれることに

感謝しながらビールは5缶目、6缶目と

手が止まらない。笑


気づけば深夜になり

僕は眠りについていた。









【2日目へ続く。】


僕のイトウ釣り師ライフの始まりです。

でもとりわけかしこまったタイプじゃない僕は

肝心なこの第一回目のブログの最初の言葉を

硬い感じで始めるのは性に合わないと思う。

大切なのはこれからの僕の成長過程と

イトウに対しての疑問や知識を

数年後などに見返す為にこのブログを綴るのだから。。


まずは簡単に自己紹介から。

angler Takuma

こう見えて平成産まれの28歳で

釣り歴は父親の影響で3〜4歳から

管釣りなどからデビューしました。

小さい頃父親と週末や連休を過ごした記憶が無く

何故ならば父親は猿払の虜で

数日予定を合わせられれば

猿払にその身を投じていたからだ。

それは今となっては父親の影響なのか、

はたまた遺伝なのか。。知る由もない。

僕は渓流釣り師として

活動していたが正直な所

マンネリしていた。

日高の源流や大雪界隈の渓流〜源流

道北のオショロコマや

空知地方の山奥の生粋の蝦夷岩魚など追っていた。

アブラビレのある魚はとりわけ美しい。

トラウトの虜には今でも変わらない。

ただ自分の心の中で何か物足りなく感じていったのだ

そんな中今となっては僕のお兄ちゃん的存在の

カワシマサンにイトウについて詳しく聞いたり

僕が勝手に師匠と思って勝手に尊敬している

ナオキさんにイトウの話など聞く機会が増えていく中で

まだぼんやりした憶測の中で

イトウに惹かれていった。。。

とりあえずタックルは渓流仕様しかないし、

まずはタックルからだ。

そう思ってるうちに気づけば財布の紐が緩み

タックルが増えていった。

お願いしたロッドは

ホンナミロッドとカスケットのルイノスヒューンチェン。

これなら間違いがない。

いざ出陣だ。




8月8

気温21°c 水温17°c


初めての道東湿原河川

湿原河川自体が初めての体験だ。

タンニンを多く含んだこの水の色

想像通りの難しそうな高い場所からの

アプローチなど、

僕が今までインスタや釣りビジョンなどで

みていた光景そのものだ。

ブッシュやエグレ

柳の木のオーバーハングのヤバさ。

これが僕の求めていた釣り。

その難しさを求めていたんだ!!


幸い渓流釣りでキャストは

自信があった。

渓流釣りで培ったキャスティングコントロール

ピンスポットのキャスティング

渓流だけどオーバーハングのさらに奥のエグレへのルアーアプローチなどスキッピングや

超低弾道キャストやフリップキャストを駆使しながら

奥へ入れ込んでいく。


でも釣れてくる魚は

1投一匹のイワナ・ニジマス・ヤマメばかり。。

道東の貴重なイトウはなかなか姿を見せてくれず

2日間もがいていた。


残念ながら1日目は

最後に70オーバーのイトウをバラしたのだが

その後倒木の下のメーター近くのイトウを発見した。

すぐ様キャストをするが

なぜかにげていく。。

釣られたのか!?

イトウに関しての知識量の少なさでは

何故か全くわからない。

イトウは上へ上へと優雅に泳いでいく。

またルアーをキャストした。


それでもまだ逃げていく。。。

何故なんだ。姿を見られたのか?

そんな悔しさと疑問が残るまま1日目が終了した。



後編へ続く。